宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

405.キュウセンフエダイ

レア度★★★★☆ 西表島で釣れた魚
MY釣魚311種目


フエダイ科>フエダイ属>キュウセンフエダイ
Lutjanus rufolineatus (Valenciennes, 1830)
P4170051_20170423071144756.jpg
2017/4/16 西表島上原港 約13Cm


西表島の宿から歩いていける上原港の端での夜釣りは、明日はもう島を離れてしまうので何とか魚種を増やさねばという、ちょっと脅迫感とも言える心理の中での釣り。誰に脅されているわけでもないが。
港に設置してあるライトが結構明るくて、その光に集まっている魚が居るかも知れないと足元に垂れ下げるような胴突の仕掛をぶら下げると、割とすぐに魚が釣れだした。
黄色い魚体に筋がある魚達で、夜だからだろうか?白々としている。薄い黄色だ。
最初に釣れたのがヨスジフエダイで、これはちょっと興奮した。もしかしたらベンガルフエダイなのではないか?結果的にはヨスジフエダイだったのだが、その違いがよく理解できていない。
次にこの魚が釣れた。ほぼそっくりだが帯の様子はちょっと違う。でも直ぐにはその違いを意識していなかった。
そして続けてロクセンフエダイも釣れた。その個体は背中に大きな黒班を背負っていたので別種だと思った。そこでとりあえず釣れた魚をデジカメで比較してみると、2匹目の上の魚も別種だ♪割と短時間に3種ばたばたと釣れた。

キュウセンフエダイは宮崎でも釣れているのは判っている。IHさんが2年前だと思うが延岡市島野浦の防波堤で釣ってWEB魚図鑑に投稿されている。その写真を見て羨ましいと思った事がある。
WEB魚図鑑に投稿されている魚の場所は多くが奄美大島の特定の場所で、それ以外はまばらな感じだが南方系ではある。
9本前後の縦帯があるのが特徴だが、写真の魚も帯が薄すぎて9本なのかどうなのかって感じ。まあ6本以上あるならキュウセンフエダイなんでしょう。

釣れた時には意識していなかったが実は釣りたかった魚だったという事が後に判った魚でした(^_^;)

404.ヤエヤマフエフキ

レア度★★★★★ 西表島で見た魚


フエフキダイ科>フエフキダイ属>ヤエヤマフエフキ
Lethrinus reticulatus Valenciennes, 1830
P4170014.jpg
2017/4/16 西表島上原港沖 約38Cm 水深約50m


デジタルカメラのレンズが汚れてました。ちょっと残念。

IHさんに釣れた、船釣りでもっとも羨ましく思った魚です。釣れた時は正直魚名が???
ほぼ同じタイミングでホオアカクチビのサイズも近い物が釣れていたけど、胸鰭の根元が赤いというのはムネアカクチビ?
でも以前喜界島で見たムネアカクチビと印象が違う。色合いも違うように感じていた。

現場では不明なので持ち帰り、フェースブックに魚写真を一覧で掲載したところ、天才MS君がヤエヤマではないかというコメントを入れてくれました。
WEB魚図鑑を見ると極めて投稿数が少ないので、結構希少種なのかも知れません。そんな訳でレア度はマックスの5つ♪

吻部、前鰓蓋骨、胸鰭基底に赤色域があるのが特徴のようだが、写真の魚はわずかだ。それが同定を難しくしている理由。
もっと面白い特徴はないかな?とネット検索してみるが、WEB魚図鑑の投稿同様に極めて情報が少ない。
約2400種の魚が紹介されている「山渓日本の海水魚」にも記載が無い魚だ。

そんな事ならもう少し丁寧に、写真もきっちりと細部まで写しておくんだった・・・

403.ヒレグロベラ

レア度★★★☆☆ 西表島で見た魚


ベラ科>タキベラ属>ヒレグロベラ
Bodianus loxozonus (Snyder, 1908)
P4179998.jpg
2017/4/16 西表島上原港沖 約25Cm


船のグルクンサビキでIHさんが釣られた羨ましい魚です。
どうも見たことがあるような無いような。キツネベラじゃないんだっけ?でもこんな模様だったかな?検索検索・・・

ありました。これだ。ヒレグロベラだ。
そっくりだけど模様がちょっと違うな。

キツネベラは喜界島で釣った事があるが一昨年前だったかその1年前か・・・
そんな感じなので定かな記憶がない。最後に写真を並べて見ようと思います。

WEB魚図鑑の解説では和歌山県以南ということのようだが投稿された写真は奄美大島から南ばかり。本土に来る個体は潮で流れ着いたものぐらいだろう。投稿数も少ないので珍しい魚と言えるかも知れない。
写真の魚で25Cmほどだが、35Cm程度に成長するようだ。

成魚?で写真のような模様になるが、成長過程での模様が独特で、4Cmぐらいまでは尾柄部に黒班・体の中央より後半の部分に広めの黒帯があるがキツネベラの幼魚も似ている。

ヒレグロベラ(上)キツネベラ(下)
P4179998.jpg
P5020364s.jpg

やっぱり似ているな。形はまんまだ。背鰭前方の黒班なども一緒で、遺伝子レベルでも結構近いんだろうな。

402.サザナミトサカハギ

レア度★★☆☆☆ 西表島で釣れた魚
※MY釣魚310種目


ニザダイ科>テングハギ属>サザナミトサカハギ
Naso vlamingii (Valenciennes, 1835)
P4179982.jpg
P4179986.jpg
2017/4/16 西表島上原港沖 約35Cm
P4170005.jpg
2017/4/16 西表島上原港沖 約25Cm


西表島の船釣りで、グルクン狙いという事で貧果ではあるけど目的のグルクン(タカサゴやユメウメイロ)が釣れて、最初に我々は魚種が多いほどいいという要望を伝えていたので場所を移動し仕掛けはそのまま他魚狙い。
船長の話では浅瀬にニザダイがいるという。

ニザダイか~。西表でニザダイ釣ってもなぁ・・・まあ他の魚もいるんだろう。

写真の1つめの魚が釣れた時に船長が、「ニザダイだっ」・・・ええ?ニザダイって似ても似つかぬ魚ですけど(^_^;)
と心の中では嬉しいボヤキ。
何だこれ?

さすがにユビキタス社会なので、そこが西表島であっても船の上であってもネットはつながります。つながらないのは甑島の岩の上だけ(^_^;)
直ぐに魚名は判明しました。サザナミトサカハギだ。
ちなみにIHさんはすでに宮古島で取り込み済み。私は初なので嬉しかったし結構大きいので引きも強く楽しかったのでした。
それにしても、確かにニザダイ科だ。たぶん船長にしてみればテングハギでもカンランハギでも何でもニザダイなんじゃないかな?
などとこれまた心の中で突っ込みしつつ・・・・

どんどんこれが釣れだした。2匹は写真上のタイプが釣れて、3匹めは大きさがほとんど変わらない2つ目の写真の模様。
釣れたタイミングが一緒なら並べて比較ができるが、バラバラだしリリースしてしまうので実際には別魚のように見えた。
ちなみに食べてもまあまあらしいけど、グルクンが釣れていたらこれはリリースだそうだ。島の方でも好みが分れるらしい。想像ではサンノジ※ニザダイのような感じなんだろう。

船の上で、デジタルカメラに写した最初の写真と比較してみたり、ネットで調べてみたりしたが、どうも同種に思えた。
特にそう思ったのは体表の模様。こんな模様が別種で入らないだろう。そうするとこれは雄雌の差なのか?
だったらカラフルな方(真ん中)が雄だろうな。鳥でも魚でもカラフルなのは雄・・・じゃない?

さらには小さいのも釣れた(写真下)。えっと・・・これまた別種?いや一緒でしょ。

結果的には二人で10匹ほどは釣れた。その場所ではこればかり・・・
もういいやという感じだったが船長は昼寝しているし、釣れなくなるまで粘った。1種は別魚も釣れたので、まあ充分目的は果たした。

南方系ではあるが、本土でも獲れている。WEB魚図鑑を見るとそのほとんどが奄美以南でフィリピンなどからの投稿も多いが、唯一宮崎から「はちべえ」という方が投稿されている。場所は・・・磯・・・ですか(^_^;)
写真の感じからすると10Cmほどの若魚で、磯とはいえど防波堤で水深は無さそうだ。透明度から考えても南エリアじゃないかな?
9月だけど黒潮に乗って流れ着いた個体だと思われる。

特定の場所に行けば群れているんだろうけど、どこでも釣れるという訳では無さそうなのでレア度は2ポイントにしました。

401.イタチウオ

レア度★★★★☆ 宮崎の魚
※宮崎魚286種目


アシロ科>イタチウオ属>イタチウオ
Brotula multibarbata Temminck and Schlegel, 1846
P5200542s.jpg
P5200555s.jpg
P5200545ss.jpg
P5200546s.jpg
P5200547s.jpg
2017/4/20 宮崎市内海沖獲れ 48Cm


4月20日、アジ子狙いのサビキ釣りをしていて、とても活性が悪いのでヤキモキしていた時、「せいゆう丸」の有馬船長から電話があった。「イタチウオらしい魚が釣れたけど、要る?」・・・イタチウオ?
聞いた事はあるけどどんなんだっけ?
「ナマズのように髭があるよ。形もナマズのような感じ」

・・・・・見たい!・・・・・


もうそれからは釣りどころではなくなりました。
その後再度電話があって、釣った方が食べてみたいというが、どうしても欲しいか?と問われ「ハイ!」・・・
釣られた方には今更ながら大変申し訳なく感じてます。快く譲って頂いたようです。

20日はもうそれだけで幸せな気分になりました。最近は1日に1匹の新しく出会った魚があれば満足感が達成できる感じ。

受け渡し場所の「365つりぐ餌店」に行ってクーラーボックスを覗くと、デカイ!40Cmほどと聞いていたが目視では50Cmほどだ。
ただ一瞬で判るヌメリ感。実際触ってみるとさほどではなくウナギなどのヌメリが近い。粘液を放出している感じではない。

自宅で写真を写して、解体作業は翌朝行った。
P5210559s.jpg

ネットで調べたら鱗があって金タワシで擦るのが良いとのことだったので実践。
ヌメリで鱗は全く気にしてなかったけど、しっかりあるんだな、鱗。確かに金タワシが有利だ。
P5210561s.jpg
米粒大で、形も米粒のような鱗がある。擦るとだんだんと体表の色が露わになるが、白いんだな。

P5210562s.jpg
内臓は肉食系の魚らしく綺麗だ。魚をさばくときに出る異臭を全く感じない。肝も大きいので食べてみたいと思ったけど処分。
ちょっと怖くて・・・

P5210564s.jpg
3枚におろし水気を切った状態。白身で弾力があります。

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フライとか揚げ物が良さそうなので、食べやすいサイズにカットして保存。

まあまあ、さばき易かったし骨も柔らかい感じだ。鰭が周囲を囲む形状なので大きく見えていたが、食べる部分となると尾の方に向けて身細りして案外少ない感じ。それでも家族4人程度なら充分。

それなりに魚に携わってきて初めて見る魚なので、珍しいというか少ないんだろう。そんな訳でレア度を四つにしました。
この手の魚は感覚的に北方・または深海に住むんだろうと思っていたけど、実際アシロ科の魚はそうらしいが、このイタチウオだけは割と浅所の沿岸部に生息していて、産卵期の7~8月には潮溜まりでも見る事ができるそうだ。※WEB魚図鑑情報
写真の通り、口の回りに上下6対の髭がある。また胸位置にも2本。見た目はほんとにナマズのようだ。海でナマズのような魚が釣れたらこれ、と思っていいのかも知れない。一見尾鰭が無さそうだが実際には背鰭・臀鰭とつながっている状態なんだそうだ。鰭に触れると固い棘は無い。
大きなものは60Cmほどまで成長するようで、写真の魚はまだ成長途中?
髭の様子がイタチに似ているのでこの和名が付いたそうだ。イタチの顔を意識した事がないのでネットで画像を見てみたけど、そうだっけ?そう感じたんだろうなぁ。
太平洋側では福島県・日本海側では富山県以南にいるそうで、日本では食用としての価値が低く市場にはほとんど出回らず価格も安いそうだ。絶対量が少ないのか、岩礁域で網を入れにくい場所にいるから獲れないのか、釣りも肉食魚だと考えると、岩礁域の底に居る魚はもっとも狙い難い・・・から少なく感じるのかも知れない。

さて、食べました。
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南蛮!

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&唐揚げ※シロギスとともに・・・

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ネットの評価通りでした。とても上品な味。美味しいです。
南蛮として酢に付けたほうが食べやすい感じ。そのままだとタラのような食感だけど皮がちょっと固めで食べにくい。
アジ子も一緒に南蛮にしたけど、正直こっちの方が美味しいと思いました。

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