宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

464.コガネマツカサ?

レア度★★★☆☆ トカラ列島(悪石島)で見た魚


イットウダイ科>アカマツカサ属>コガネマツカサ
Myripristis pralinia Cuvier, 1829
P5061420s.jpg
2018/5/6 トカラ列島(悪石島) 20Cm弱 釣り人IHさん


アカマツカサ属魚はまことに難しいようで、側線有孔鱗数とか鰓蓋膜の様子とか、とにかく区別しにくいようなので、写真の魚が「コガネマツカサ」なのか定かではありません。
だけど他に釣れたアカマツカサ属とは明らかに体表の色が白っぽくて、背筋の部分が赤く、特に眼の割合が大きくて特徴的で、そのような魚に該当するのがコガネです。
ちょっとお勉強のつもりで調べてみます。

消去法でいくと
・鰭が黄色くないので「キビレマツカサ」ではない
・胸鰭基部上方は黒い(よう)なので「ベニマツカサ」以外
・背中の鱗後部が黒くないので「セグロマツカサ」ではない
・極端に下顎が突出していないので「アカマツカサ」ではない
・背鰭・臀鰭および尾鰭の先端が黒くないので「ナミマツカサ」ではない
・鰓蓋膜と胸鰭腋部の黒色域が連続しておらず、帯状にも見えないので「クロオビマツカサ」ではない

まあ他にも「ウロコマツカサ」「ヨゴレマツカサ」「マルマツカサ」とか・・・
うむやはり難しいぞ。

同じく釣れたアカマツカサ属は
P5061428s.jpg
えっと「ヨゴレマツカサ」?違うか・・・わからん

過去に投稿しているアカマツカサ属を並べてみると
P7081033s.jpg
P7091055s.jpg
027329.jpg
P5130442s.jpg
namimatukasa.jpg

いやいやなんとも・・・

今後夜釣りの機会が増えれば、これはどんどんサンプルが増えていくでしょう。

463.ヘリゴイシウツボ

レア度★★★★☆ トカラ列島(悪石島)で見た魚


ウツボ科>ウツボ属>ヘリゴイシウツボ
Gymnothorax fimbriatus (Bennett, 1832)
P5061416s.jpg
2018/5/6 トカラ列島(悪石島)


夜中に近くで釣っていた孤高の釣り人さん※福井県から単独で大物を狙って来られた若者、が上げた珍しいウツボです。
トカラ列島でキビナゴを使った夜釣りをすれば、ウツボの仲間が何匹か釣れるのではないかと期待していたものの、5月連休の悪石島で見たウツボ属はこれ一種でした。案外と隠れ家が少ないのか、投げ釣りでも根が少なそうで引っ掛からなかったようです。
WEB魚図鑑でも該当するウツボを探すのが難しかったものの「生時には黄色い粘液を頭部に被っていることが特徴」という表記を見つけて写真を確認すると、写真の魚は微妙に頭部が黄色い。
大物仕掛に食らいついてきたので頭部は糸と絡まってぐちゃぐちゃ状態。

462.ミナミアカエソ

レア度★★☆☆☆ 宮崎で釣れる魚
My釣魚336種目


エソ科>アカエソ属>ミナミアカエソ
Synodus dermatogenys Fowler, 1912
010505.jpg
IMG_0645s.jpg



WEB魚図鑑を見たら、IHさんがアカエソを投稿されていてちょっと興味が湧いたので調べてみようと思う。
個人的にはアカエソとミナミアカエソって、そっくりで、区別の必要があるのか?という感覚もあるんだが、遺伝子的に違うと言われればそれば別種なんだろうし、遺伝子の違いほどに区別できる身体的特徴もあるんだろうと思う。

山渓の「日本の海水魚」によると

アカエソ
背鰭が13~14軟条、前鼻孔の皮弁が幅広くヘラ状である

ミナミアカエソ
背鰭が10~13軟条、側線上方に明瞭な青色縦帯が走る

掲載の写真の魚は背鰭が12軟条(と数えられる)のでミナミアカエソなんだろう。自分では判断がつかずにWEB魚図鑑にて同定してもらった。

「前鼻孔の皮弁が幅広くヘラ状」っていう状態がどんななんだろうか?まずは前鼻孔の皮弁ってのがどこを指すのかが判らない・・・

「アカエソ」と同定してもらっている魚になると・・・
014299.jpg/
IMG_1596s.jpg
ちょっと前の部分が判りずらいが、14本と数えられる。

そういえば以前、アカエソの絵を描いたことがある・・・

P7207183s_20180512045708b4d.jpg
おおっ!軟条を13本にしている。・・・・これ意識的にいずれでも良いという感じで描いたんだっけ?
ただ・・・いろんな写真を眺めているうちに顔が長いのがミナミで、短いのが普通のアカエソっていう気がしてきた。私の描いた魚はきっとミナミアカエソかも(^_^;)

461.ブチブダイ

レア度★★★★☆ トカラで釣れた魚
My釣魚335種目


ブダイ科>アオブダイ属>ブチブダイ
Scarus niger Forsskål, 1775
P5051343s.jpg
P5051359s.jpg
2018/5/5 トカラ列島悪石島 約30Cm


悪石島で昼間に私自ら釣れた初めて見る魚2種目で、魚名が???でそのような魚が最も大好物なわけなので、言ってみれば悪石島に行った目的をまんまと果たせた魚なのです。
持っていったタブレットにて「WEB魚図鑑」を閲覧するとすぐに魚名は判りました。ブチブダイ・・・
さて何が「ブチ」なんだろうと思ったけど、恐らく幼魚の際に体全体に白斑がある(小さいうちは腹部に白点が集中している)様子の事からのようだ。

同サイズ(30Cmほど)の色合いが違う個体が立て続けに釣れた。写真の通りだが見ての通り青っぽい雰囲気ののものと赤っぽい雰囲気で、決定的に違うのが尾鰭の上下両端の長さだ。上の方が長い。これを見て別魚なのか?とも思ったけれど、胸鰭の上・目の後方にある明るい短めの帯班がいずれにもあって、それを見て同じ種の魚だなと思った。
恐らく上はコテコテの雄で、下は雌か中性なのかなんて思うけど手持ちの文献では判りません。基本的に雄と雌の色合いの特徴差というのはないという何がしかの文献の記載もある。
ちなみに先日購入した1400種登録がある「小学館・日本魚類館」には記載がなく、「山渓・日本の海水魚」に詳細が載っていたので参考にさせてもらっているが、前書はブダイに費やされているページが2頁で、山渓だと14頁と、圧倒的に写真情報が多く種数も多い。余談な話となったけど、つまりこの魚は一部の本にしか紹介されてない、割とレア魚だということだ。

大きさは50Cmほどにはなるようで、癖のない美味しい魚だそうだ。
印象としては普通のブダイより若干体高があり丸みを帯びていて「こデブちゃん」だ。

460.ウメイロモドキ

レア度★★☆☆☆ トカラで釣れた魚
My釣魚334種目


タカサゴ科>タカサゴ属>ウメイロモドキ
Caesio teres Seale, 1906
P5051314s.jpg
2018/5/5 トカラ列島悪石島 約35Cm


自分で釣った初めて見る魚としてはかなり久しぶりです。
トカラ列島釣行で釣れた一番目の魚になりました。防波堤から海を覗くと潮の筋があり、表面には泡ゴミが溜まっていたが、その下に無数の魚の群れが見えた。細長い落ち着いた色合いのグルクンと、その下にカラフルな青のこの魚と、その下には茶色っぽい魚がいるように見えたが、釣れたのはこれのみ。しかけはフカセ釣り。

防波堤がかなり高かったので手持ちのタモでは届きそうになく、釣れても抜き上げるしかないと思ったのでハリスを8号にした。
持っていったハリスが2号までの細ハリスと、夜釣り用に8号・10号しか手持ちがなかった。
黒潮があたるエリアなので海は澄んでいて太いハリスは悟られて厳しいだろうなと思ったが、ちょこちょこと撒餌をしていたらスイッチが入ったように釣れだした。ハリも手持ちの一番小さいものだがハリスがしっかり結べるように管付きのメジナハリ7号に餌はオキアミのボイル。なにかチグハグというか違和感を感じつつも、まあ釣れたから良しとしよう。それにしても1匹目が釣れたときに思ったことは「大きい」ってことで、群れているサイズが皆こんな感じなのかと思うとトカラ恐るべし・・・である。

魚名はインプットしていた。昨年西表島に行った際に釣れた「ユメウメイロ」と似た魚だということで。
防波堤の上から見たときはユメウメイロなのではないかと思ったし、違えばウメイロモドキだな。だったら初魚なので釣れたら嬉しいなぁと思っていたので感無量。

南方の総称グルクンの1つで、グルクンと言われる魚の代表は標準和名「タカサゴ」だが、ニセタカサゴやササムロといった魚は細身で似ているのでグルクンと呼ばれても違和感はないが、ユメウメイロやこのウメイロモドキは体高があってグルクンという呼んでいいのか不明。でもなぜか区別されてない気がする。
そこでもう少し詳しく調べてみたら、この魚は「アカジューグルクン」と呼ばれ、ユメウメイロは「シチューグルクン」と区別はされているようだ。アカジューとシチューの意味が解らないので調べていたら、以前このブログでユメウメイロの寄稿をした際に同じことを思って書いていた(^_^;)記憶してないなぁ。とにかく意味不明だけどアカジューと言えばウメイロモドキの事のようだ。

そんなわけで写真を比較してみると
P5051314s.jpg
P4179963.jpg
(上)ウメイロモドキ(下)ユメウメイロ

私が見た個体がたまたま条件的に、その色合いがウメイロモドキの方が相当に派手な絵の具を塗りつけたような青だったのかもしれないと思ったりするが、写真だともっとはっきり違いが判るかな?と思ったけど、これは随分と似ているもんだ。

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