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宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

519.ホソトビウオ?

レア度★☆☆☆☆ 大分で買った魚


トビウオ科>ハマトビウオ属>ホソトビウオ
Cypselurus hiraii Abe, 1953
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2019/6/23 佐伯・海の市場 26Cm


新しい魚との出会いを求めて行った佐伯の「海の市場」にて購入した魚は、とてもポピュラーなこれです。

トビウオは誰もが知っており利用している重要な水産資源だけれども、この魚を正確に同定するのは中々難しい。写真だけで判断するのはかなり難易度が高い。ついては写真の同定についても自信はない。決定的なこれぞという根拠があれば教えて欲しいところだ。

トビウオも日本に生息しているものは15種ほどいるようだが、一般的に獲れるのはハマトビウオ、ホソトビウオ、ツクシトビウオ、トビウオ(ホントビウオ)が主なようで、初夏の今の時期に鮮魚店で最も見かける魚だ。どの種であっても流通している名は「トビウオ」なので、まさかトビウオに種類があるなんて魚に興味を持ちだした初期(20年ほど前)は思ってもいなかった。

宮崎の販売店で見かけるトビウオはかなり大型で、だいたい40Cmを超すものが多く、他所では25~35Cmほどのものをよく見かけるので、宮崎のトビウオは成長がいいんだなというぐらいの意識だったけど、この大型のトビウオは「ハマトビウオ」ということを知ってから、かなり鮮魚店でも意識するようになったけれども、その姿を見ただけでは区別がつかない。
今回も2匹入ったパックを購入したが、自宅に持ち帰って胸鰭を広げて2種類混ざっていたことに驚いた。
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最初に鰭に斑点がある個体を広げて「しまった。失敗」だと思った。これはアヤトビウオで、すでに購入歴がある。
そしてもう一匹を広げて安堵した。これこれ、欲しかったのはこの魚。

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トビウオは胸鰭を広げて種類を見分ける事ができる。まずは斑点が無いことでアヤトビウオは除外となるが、
不分枝(軟条が途中で分岐していない)が先頭から数えて何本あるかで絞られる。3本が不分枝であれば標準和名「トビウオ」なのだが、2本だと「ツクシトビウオ」か「ホソトビウオ」か。
写真の魚は、写真で判りにくいと思うけど2本が不分枝で、トビウオは除外。
ホソトビウオは胸鰭の先端が背鰭基底後端に達しないそうで、ツクシトビウオだと胸鰭が長く、その先端が臀鰭後端を越える。また、腹鰭も長く、その先端が臀鰭基部を越える・・・などのことから
個人的な見立てではホソトビウオ?

手持ちの写真で他のトビウオの仲間と比較してみると

ホソトビウオ?
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アヤトビウオ
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ハマトビウオ
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もっと見る目を鍛えなきゃなぁ・・・・他の種を購入できないかも。

518.セトウシノシタ

レア度★★★☆☆ 天草で買った魚


ササウシノシタ科>セトウシノシタ属>セトウシノシタ
Pseudaesopia japonica (Bleeker, 1860)
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2019/5/26 天草(道の駅上天草サンパール)で購入 16Cm


一袋100円で2匹入っていた魚の小さいほう。前記のシマウシノシタと比較すると色合いが暗いけれども、それだけでなくて何か違う魚っぽい気がするので、写真撮影の際に大きな特徴がないか探ってましたけど、ありました!

尾鰭の様子です

シマウシノシタは
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背鰭・臀鰭と尾鰭が完全につながっている

このセトウシノシタは
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離れている(根元がわずかにつながる)

鰭を立てた写真が残したかったけど、死後硬直状態で曲がって固まっていたため、写真の全体像も何とか伸ばして写しました。
特徴は写真の通り横帯があること。尾鰭の後縁(半分以上)が黒く体に近い方は黄色い。成魚で15Cmほど。
津軽海峡より南の日本全域と、東シナ海大陸棚域・朝鮮半島南岸に生息しているそうだ。

517.シマウシノシタ

レア度★★★☆☆ 天草で買った魚


ササウシノシタ科>シマウシノシタ属>シマウシノシタ
Zebrias zebrinus (Temminck and Schlegel, 1846)
P5260250s.jpg
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2019/5/26 天草(道の駅上天草サンパール)で購入 22Cm


珍しい魚・変わった魚は売れないからだろうけど安い。
この魚は2匹入ってなんと100円。袋詰めの人件費にもならないかも。とにかく二束三文だった。嬉しい事にその2匹とも、どうも種類が違う感じがする。縞があるのは一緒だが特徴が微妙に違うので、そのもう一種は後日ご紹介します。
シマウシノシタは青森県~九州南岸までの各地沿岸に生息している。つまり日本の本土全域ということ。この魚に似ているオビウシノシタという魚もいて、見分けるのは難しいようで軟条数を数える必要があるそうだ。

オビウシノシタは背鰭・臀鰭軟条数が78~90と70~78
本種(シマウシノシタ)は背鰭・臀鰭軟条数は68~82と56~70

とのことだったので、老眼で苦労するも数える事にチャレンジしてみる・・・・
が。背鰭から数え始めて尾鰭付近まで到達したら(@_@)

この魚の背鰭と尾鰭の境はどこじゃ~い!思わず叫ぶ(心の中)
下の裏側の写真で判ると思うけど、実物を触れて切れ目を探しても・・・判らない。
従いまして鰭数えは断念しました。
じゃあ何を見るべきなのか?頭の比率・脊椎骨数・側線鱗数が違うみたいだけど、無理だ。

・・・ということで暫定的にシマウシノシタにします。圧倒的にそちらが数も多いようなので。

この魚は体長も成魚で20Cmほどで、味もさほど良くもなく、見ての通りの独特な縞模様のせいもありほとんど流通していないようだ。ただ図鑑などにはその容姿の個性からか必ず登場するので、いつかは手に入れたい魚でした。
そんな魚が一匹あたり50円(^_^;)

516.クジメ

レア度★★☆☆☆ 天草で買った魚


アイナメ科>アイナメ属>クジメ
Hexagrammos agrammus (Temminck and Schlegel, 1844)
P5260282s.jpg
2019/5/26 天草(道の駅上天草サンパール)で購入 23Cm


5/26日の日曜日は法事があったが朝9:30には終わったので、釣り具の準備もしておけばよかったと思ったけど、せっかくなのでお袋さんに海の景色を見に連れて行ってみようと思い天草まで車を走らせた。というと聞こえは良いけれども、新しい魚と出会うチャンスだ。
かなり確度の高い「道の駅上天草サンパール」は、雑多に魚が置かれていて、価格も恐らく市場は通さず漁師持ち込みの雰囲気なので安い。何より変り種の宝庫だ。
だけど、最近は鮮魚店巡りをしても空振りが多い。ほとんどの魚は見たり買ったりしたことがあるし、欲しいものは大型魚であったりハタの仲間の高級魚であったり。投資するには辛い価格です。

今回はばっちりとありました。

まずは「クジメ」!
ラベルにはアイナメと書いてあるけど、これはクジメだろう。
単純に尾っぽの形状を見たら、直線的なのがアイナメで丸まっているのがクジメと覚えていたけど、見た瞬間にその色合いや容姿からクジメだと思った。
頭部から背鰭にかけての肉の盛り上がり方が個性的。というか頭部が小さいともいえる。
生息エリアは北海道南部~長崎県。~黄海。浅海の藻場。となっているが、アイナメよりは暖かい場所にも出現するイメージで、現に購入したのはエリア外の熊本だ。

この魚をインプットしたのは磯釣りも覚えたての1995年ぐらいで、宮崎市青島(白浜)の小さい防波堤で釣りをしたときにこれが釣れたのだ。ただ当時、写真に残す事もしておらず、自宅に戻って、あ、これだ!と思った次第。※だから本当にクジメだったのか?

ただその時は生息域など頭にもなく、普通に宮崎で釣れる魚なんだと思っていた。耳知識がだんだんと増えて、アイナメやこの魚の南限というのは九州でも北部ぐらいで、宮崎で獲れたらかなり希少だというは最近思うことだけど、基本的には居ないと言える。
青島で釣ったという話を研究者の方にすると、確かに宮崎でも昔は普通に獲れたようだと語られる。一言で温暖化とは言えないけれども、環境の変化なのでしょう。すでに20年以上、宮崎で見た事はない。

できればきちんと釣って、MY釣り魚とカウントしてみたい。

515.シロアマダイ

レア度★★★★☆ 宮崎で釣れた魚
MY釣魚367種目


アマダイ科>アマダイ属>シロアマダイ
Branchiostegus albus Dooley, 1978
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2019/5/11 延岡市北浦沖 35Cm


アマダイという魚は沖の釣りでもちょっと深場に行く必要があるようで、遠浅の宮崎の海は無縁だと思っていた。
漁業でも数が獲れない魚なので宮崎の浜値の評価は低いようだけど、全国的には高級魚として知られている。
そんな中でもシロアマダイはキアマダイ・アカアマダイと比べて味が良くて物量は少なく希少価値があると思っている。ただ実際はもっとも少ないのはキアマダイなのかもしれない。

スーパーでは見かけた事があるが個人的には幻魚だったシロアマダイ。宮崎では「シラカワ」の愛称がある。
釣友のIHさんは愛媛で遠投投げ釣りで釣れたとのことだが、余程の深場でない限りは岸からは釣れない。ただアカやキに比べると多少浅い場所に生息しているのかも知れない。

最近よく船釣りに連れて行ってもらう大ちゃんが、昨年鯛ラバでこの魚の大物を釣り、今年4月にも小型だが釣っていて、だいたいの生息場所が分かったとのことで、本格的に狙ってみることにした。深場ではあるものの個人艇で行ける範囲の水深約60m。
恐らくこの魚は底が砂地の特定の場所に小さいコロニーを作っていると思われる。船長の導きが無ければ釣れない獲物だけど、恐らく魚がいれば釣れる気もする。鯛ラバに喰ってくるということは、目の前に動く餌があれば良いのだろう。
そこで調べてみると、一般的な釣り方は短い天秤仕掛でだいたいハリが2~3本。ハリス長は2mほどの間に枝を中間ぐらいにつける。集魚剤は撒かずエビを躍らせるようなアクションで釣るらしい。砂地にいて、仕掛が着底したらわざと濁りを出すように錘をドスンと落とす感じで、それから生きたエビの動きの動作を考えて上下させる。まあほんとに簡単にいうとそんな感じ。

実釣では何度もアクションを試みるが思うように釣れず、結果的には置き竿にして放置した状態で釣れた。つまり「釣った」のではなく「釣れた」なのだけど、まあそれもこれも場所が合っていることは必須ながら、的を得た仕掛だったということでしょう。
とにかく幻のシロアマダイをついに我が手中に収めたわけです。
ただ置き竿放置状態のせいかハリをかなり喉奥まで飲込んでいたため、それを外すのに戸惑って弱らせてしまった。
なので白ボードの鰭立て写真を残すに至らず、投稿のような微妙に弱ってしまっている画像となってます。

さてこのシロアマダイの食味
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一緒に釣れた魚を少しづつ食べ比べしてみた(^^)

(上左)カサゴ(上右)カワハギ
(中左)シロアマダイ(中右)イトヨリダイ
(下)シイラ

いずれも美味いのだけど、シロアマダイはその名の通り甘味が強くて美味~!もっとも美味いと思いました。
案外シイラも美味しかった。

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