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宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

481.コショウダイ

レア度★★★☆☆ 福岡・糸島で購入した魚


イサキ科>コショウダイ属>コショウダイ
Plectorhinchus cinctus (Temminck and Schlegel, 1843)
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2018/11/10 福岡・糸島の「福ふくの里」にて購入 23Cm


福岡の糸島に行くと立ち寄るお店の1つが「福ふくの里」で、ここは牡蠣を食べるために行く福吉漁港の近くにあるので、せっかく鮮魚が置いてあるから覗くのだけど、残念ながら過去に3回行って購入したものはなく、今回もさほど期待していなかったがこれがあった♪
このお店も漁師持ち込みで、変魚に出会える可能性があるのだが、何より丁寧の極みなのだ。他魚でも欲しいものがあるが加工されているので諦める。コショウダイも最初に2匹入って内臓処理がしっかりされたものだったので迷ったものの手は出さず、他にないかと品定めしていたら、小さいメジナ・カサゴとこれが入って未処理で250円というパックがあった♪ラッキー

コショウダイは船釣りに行き始めた20年以上も前に、サビキ釣りのお師匠さんだった流星号さんが大きな個体を釣り上げられて(写真で見ただけだが)、とても美味い魚だとも聞きいつかは釣りたいと願っている魚。コショウは旨味を増すための調味料だから、その名が魚名となったのかと思いきや、コショウの実のような黒点があるからだそうだ。

以前、熊本空港付近にあった(今あるのか不明)鮮魚店でこの若魚がドル箱山積みで売られていて、1匹だけ欲しかったんだけどまとめても結構安く、かといってそんな数あっても困るだけなので断念したことがある。
ちなみに先日の「福ふくの里」の前に「JF糸島・志摩の四季」でも見かけたのだが、それは50Cmを超すような大物で、金額はそれでも1800円と安かったんだけどちょっと手が出ず。まあサイズの割には格安だとは思った。旬の魚で同じ重量だと3~5倍ぐらいだ。
安くて美味しい代表格だ。ただ安い理由の1つは、案外と身に虫がついているらしい。

釣り友のYAさん(♀)が宮崎市青島周辺の河口で釣ったとも聞いたが、宮崎でも個体数は少ないものの生息しているようだ。ただ九州でも太平洋岸よりは福岡あたりの沿岸部で物量的には獲れる印象。大分の中津などは美味い魚と認知されていて出回っているようだ。
神奈川県以南の太平洋岸および新潟県以南の日本海岸にはいて、有明海や小笠原諸島に朝鮮半島や台湾などにもいるようだが琉球は?
成魚で60Cmほどになるが、大きなものは1mほどまで成長するようだ。

一度釣ってみたいがそれにもまして食べてみたい。写真の魚のサイズではなく大型の刺身です(^^)

480.キビレミシマ

レア度★★★☆☆ 福岡・糸島で購入した魚


ミシマオコゼ科>ミシマオコゼ属>キビレミシマ
Uranoscopus chinensis Guichenot, 1882
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2018/11/10 福岡・糸島の「JF糸島・志摩の四季」にて購入 26Cm


愛嬌ある容姿なので以前から図鑑を見て欲しいと思っていた魚だが、先日市場で見つけてすかさず手にとった。これと背鰭が切り落とされたオコゼの2匹が入って250円と、とてもリーズナブル。
「JF糸島・志摩の四季」というお店は棚も多くて魚も凄いが、来場者も多くて見つけたらすぐ手に取らないと、後から買おうと思ったらすでに無くなっていることも多いので、オコゼは不要だけど購入!

それにしてもこの魚に話題があるのかと調べだすと、だんだんと悩ましくなってきた。
ミシマオコゼと思い購入したが、近似の仲間に「キビレミシマ」というのもいて、この2つはかなり似ている。悩ましいのだけど天才MS君の助言も頂きまして、とりあえずミシマオコゼ、としておきます。

この2種の何が同定のポイントなのか?というと
PB032967s.jpg
前鰓蓋骨には3本の棘
・・・なのがミシマオコゼで、4本だとキビレミシマ・・・・これは3本?

これは完全に私勘違いしてました。前鰓蓋骨というのは写真の部分ではなかったみたいです。他の写真を探してみたが、該当する部分の区別できそうな写真は残せておりません(^_^;)

PB032975s.jpg
両眼間隔にくぼみがあるが、それは眼後縁に達しない
・・・のがミシマオコゼで、達するのがキビレミシマ・・・これは達していないのか?

・他にも胸鰭・尾鰭の色が濁った黄色ならミシマオコゼで鮮明なのがキビレミシマ。写真は鮮明?不鮮明?
・尾鰭の後縁が白いのがキビレミシマ・・・だけど写真の魚は白かったんじゃないか?という雰囲気もある。欠損で不明。
・天才MS君からコメントにて記載して頂いているんですが、ミシマオコゼは胸鰭上半部後縁が凹み、キビレミシマやトウカイミシマはそうならない

そんなこんなでとてもムズいんですが・・・
MS君から助言頂いた部分を手持ちの図鑑などで見ると確かに!この魚はキビレミシマに近いかも。

とりあえずキビレミシマとして解説すると、青森県以南の日本海岸、千葉県銚子以南の太平洋岸、九州西岸、東シナ海。~朝鮮半島、黄海、台湾、中国、南シナ海。に生息しており、水深は10~35mほどの比較的に浅い場所で獲れる。ミシマオコゼはもっと深い場所に生息。市場での価値は低いようで、以前は練り物の材料として扱われていたようだが、近年は人気が出てきたようだ。
体表の虫食い班が特徴だが、この模様ではキビレミシマ・ミシマオコゼの区別はつけられない
近似の「メガネウオ」とは簡単にこれで区別ができる

PB032972s.jpg
キビレミシマ
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メガネウオ

479.チカメキントキ

レア度★★☆☆☆ 福岡・糸島で購入した魚


キントキダイ科>チカメキントキ属>チカメキントキ
Cookeolus japonicus (Cuvier, 1829)
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2018/11/10 福岡・糸島の「JF糸島・志摩の四季」にて購入 25Cm


キントキダイの仲間ではもっとも水揚げされている魚だそうだが、それでも大量に出回っているわけではなく地域で消化される程度らしい。私もこの魚の名は割りと早期に覚えていたが、岸から釣れる魚キントキダイ科は「ホウセキキントキ」か「ゴマヒレキントキ」ばかりでこの魚は見た事がなかった。釣り人にはちょっと馴染みが薄く、水深100m程度の深場にいるそうだ。
特徴は腹鰭が大きく、その鰭の膜が黒い事・尾鰭の後縁が膨らんでいることで容易に区別ができる。

キンメダイとキントキダイは似ているが、キンメダイの仲間は臀鰭が4棘あるのに対し、キントキダイの仲間は3棘。
分布は青森県以南の日本各地、東シナ海。~台湾、釜山、済州、インド-西太平洋域、東太平洋、西大西洋
小さいうちは割と浅場でも獲れるそうだが成長するにつれて深場に移動するようだ。一般的には40Cm程度だが、ときには60Cmを超えるものもいる。

食べても美味しいようで地域によっては高級魚扱いされる。

478.ミナベヒメジ

レア度★★★☆☆ 錦江湾で釣れた魚


ヒメジ科>ウミヒゴイ属>ミナベヒメジ
Parupeneus biaculeatus (Richardson, 1846)
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2018/10/14 鹿児島・錦江湾・浮津港 24Cm 釣り人UTさん


2015年に標準和名が付いた出来立てほやほやのこの魚は、もちろん以前から生息していたにもかかわらずオキナヒメジやホウライヒメジと混同されていたのだと思います。
3本の縦筋が目立ち、そのうちの背部の筋が黄色い事や尾鰭の手前の暗黒斑が無い事で区別ができるので、比較的同定しやすい魚。
WEB魚図鑑には、静岡・和歌山・高知・愛媛・宮崎・そして香港から投稿されているけど、恐らく和歌山県以南に生息していると思われます。
元々インドネシアのスンバ島沖,ベトナム,および中国南シナ海沿岸では生息していることが確認されていて、以前から学名はあったようだけど正式に名が付いたのが2015年。今からわずか3年前です。ミナベというのは和歌山県南部(みなべ)から採取されたことがきっかけの魚。鹿児島県の笠沙町で漁業に従事され、最近ネットで交流がある伊東さんと鹿児島大学にて標本個体を採取・研究されたことで、元々ホウライヒメジとの差を疑問視されていたものが確定したようだ。
以前からこの名が提唱されていたが、基本的には「日本産魚類検索」に記載されることで、正式となるみたいです(^^

477.キンセンイシモチ

レア度★★★☆☆ 甑島の防波堤で釣った魚
My釣魚338種目


テンジクダイ科>スジイシモチ属>キンセンイシモチ
Ostorhinchus properuptus (Whitley, 1964)
2018092420.jpg
2018/9/23 鹿児島県下甑島の防波堤 6Cm


クロホシイシモチに交じって釣れたこの魚はサイズも一際小さくて見落とすところだったが、おっと危ない・・・レア魚だ。
小さすぎて扱いが難しく、写真撮影も鰭を立てた姿を残す事ができませんでした。

魚名は何となく浮かんだけど、同行のIHさんはさすがで「キンセンイシモチですね~」と即回答頂けました。当然のごとく釣られた事はあるという雰囲気です。南方系なのかな?
調べてみると神奈川県、和歌山県、愛媛県、高知県、琉球列島。~インド-西太平洋、オーストラリア、フィジー諸島という分布で、WEB魚図鑑では、北は千葉県館山や高知県の柏島からの投稿があり、後は奄美大島・沖縄が多い。南方系であって黒潮が運んでいく魚なんだろうと思う。

以前、キンセンイシモチ・ライン型とキンセンイシモチ・ドット型という特徴の違いがある2種がキンセンイシモチだったようだが、写真の魚はライン型で現在はこれがこれがキンセンイシモチで、後者はスジオテンジクダイという和名がついているんだそうだ。似ているようなので今後登場するか楽しみ。つまり釣れても「なんだキンセンイシモチか」という事にはならず、もしかして・・・があるわけです。それが魚種を探っていく醍醐味です。

釣り魚としてはまあ雑魚扱いでしょうが、アクアリストには人気がある魚のようで、1匹が1000円程度で取引されているようだ。

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