宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

78.イラ

1999年に出会った魚


ベラ科>イラ属>イラ
Choerodon azurio (Jordan and Snyder, 1901)
99100930.jpg


いらいらする魚?などと語源を調べてみると、「イラ」の語源にたどり着く。
「イラ」という言葉は魚の背びれにあるトゲも意味し、うろこと形状の似た「いらか(甍)」も、この「イラ」に由来するとも考えられているそうだ。だけどトゲ(棘のことかな?)が発達している様子も伺えず、更に調べていくとその性質が苛々していることから「苛魚」の意味という説と、イザ(斑紋)の転訛という説があるようだ。

この魚は漁師も手を出さない。(私の知る人は)
毒がなくてそんな扱いの魚はよほど不味いのかと思われ、私も持ち帰った事はない。最初に出会ったときの情報がインプットされ、私にとっては微妙な感じを受けている部類だけど、その独特な姿は面白いと思っている。

ところが・・・な、お話だけど、私がお世話になっている「WEB魚図鑑」では、投稿の評価では5段階中の4とのこと。身はユルいが、味は良く、柔らかいタラのような感じだという記事を筆頭に、だいたいそんな意見だ。
基本的にベラ科の魚は美味しいけど、そのカラフルな容姿で敬遠されてしまう。昔からの定説としてまずいが前に出すぎた魚なのかもしれない。

身体的な特徴としては、成魚は体側に黒と白が接する斜走帯と頭の張り出し方が他魚との区別方法。

成魚で45Cmほどにはなるベラ科としては大型な部類だけど、写真の魚は35Cmほどで、斜走帯も目だってない。若魚だろう。もしくは、水中だと目立つけど陸ではぼけるのかもしれない。

77.メイチダイ

1999年に出会った魚


フエフキダイ科>メイチダイ属>メイチダイ
Gymnocranius griseus (Temminck and Schlegel, 1844)
99100933.jpg
「WEB魚図鑑」の投稿を見ると、このメイチダイは千葉・静岡から奄美ぐらいの投稿があり、また投稿数も多いので釣魚としてそこそこに釣れるし、さほど南方系の魚とも言えない。
言えないけど写真の魚が釣れたのは夏場だった。宮崎で夏の条件と言えば、奄美などとさほど差はないと思う。その時期に意外な南の魚を見かけるのも少なくない。
近い魚にシロダイなどがあるが、これは南方系とされ、鹿児島県以南とされている。

メイチダイは美味しい魚だと聞いていたので、楽しみに持ち帰って食べた。サイズは25Cmほどだったので微妙に刺身を取るには厳しいと思ったが、とりあえず基本は刺身でしょう・・・と食べてみた。
絶品ともいえずまあ、期待していたほどはなかったけど、美味しく頂けた。
ちなみに料理するさいに目を傷つけたらとたんに味が悪くなると聞いたことがある。どのようなメカニズムなんだろう。他の魚でも見かけるけど、横帯の模様がこの魚の場合は目の中心部を通る。模様と連携するこの暗黒帯のメカニズムも不思議。

大きくて45Cmほどになるよう。

76.ウメイロ

宮崎の沖で釣れる魚


フエダイ科>アオダイ属>ウメイロ
Paracaesio xanthura (Bleeker, 1869)
99100945.jpg


写真の魚を撮影したのは1999年10月の宮崎市の沖で、その後沖の深場の釣りに行ってないので、今でも釣れるのか定かではないし、写真は陸に上がってからクーラーボックスの中の魚を撮影したもので鮮度も感じないけど、浅場では釣れないので一定の深場で釣れる魚だと思われる。
私が釣ったのも水深が60m程度だったけど、図鑑記載では200mほどの深さでも生息しているそうだ。
食用としては適していて、白身で美味しいとされている。私が釣った魚は若干淡白(無味無臭)な感じがした。

体長は50Cmほどに成長するようだが、写真の魚のサイズは30Cm弱。数匹立て続けで釣れたので群れで動くんだろう。

P8207451s.jpg
2016/8/20 内海沖 約20Cm

75.ウマズラハギ

1999年に出会った魚


カワハギ科>ウマヅラハギ属>ウマヅラハギ
Thamnaconus modestus (Günther, 1877)
99100934.jpg


以前はウマズラハギと言えば、沖でも、潮通しのよい沖瀬などでも餌取りとして群れている事があり嫌われていたけど、昭和30年代にこの魚が大量に発生して、昭和43年頃から西日本でも目立って増え始めたいう記事を見た。最近は数が減っているのかそれなりに貴重で喜ばれる魚になったと思う。

基本的に美味しいだから当然と言えば当然。

この魚の名の由来は、まあほぼ間違いなく馬面(うまずら)のカワハギだからウマズラハギだ。
釣れたときに尾鰭が微妙に深緑色なのが気になる。多分形が似通ったキビレカワハギとの区別に使えるポイントだと思うけど水中写真を見る限りでは模様も様々だ。

図鑑を引用して特長を述べると、水深100m以浅の砂泥地や岩礁域に多く生息していて、小型底生動物を食べる。産卵期は初夏で沈性粘着卵を産むそうだ。

74.シイラ

1999年に出会った魚


シイラ科>シイラ属>シイラ
Coryphaena hippurus Linnaeus, 1758
99100928.jpg


この写真もあまり綺麗でなく、また綺麗にとれるチャンスもない。とても水中で美しい色なのに空気に触れたとたんに色が変わるし、傷が目立つ。

シイラとは沖の釣りシーンではとても楽しませてくれる魚で、世界中の暖海に広く分布しているそうだ。沖の表層を複数の群れで泳いでいるが、時には岸近くに押し寄せてくる。
釣りをしていて撒餌に呼び寄せられて表面に数匹姿が見えるということもあるが、この魚は食欲旺盛で船のまわりを離れることもなく警戒もしない。
だから目の前に餌をちらつかせて簡単に釣れる。釣れるけど釣ってしまうと大変だ。それからはジャンプして応戦してくれるので複数の仕掛がある場所では危険だし迷惑をかける。

大きなものは2mにもなる。
それほどだとジギングでも釣れるのだが、金属のジグを折り曲げてしまうほど。迫力満点だ。
私も船下を悠々と泳ぎ回る巨大なシイラを見たことがある。自分が持つ仕掛ではとても太刀打ちできないと一瞬に悟った。

大型のカンパチなどを狙うジギングだと外道扱いにされるが、この魚を対象とした大会もあるようだ。南の地域ほど食材として重宝されるし、ハワイなどで「マヒマヒ」料理という名で通っているので馴染みはあるかと思う。新鮮なら刺身で充分に美味しい。

1mを超す成魚ともなれば、雄は頭が張り出して迫力ある姿となる。写真の魚は60Cmほどだが、まだ雄・雌の区別は付かない。

73.ボラ

1999年に出会った魚


ボラ科>ボラ属>ボラ
Mugil cephalus cephalus Linnaeus, 1758
99092605_20140626061227690.jpg


ボラってスズキ目ではなくボラ目なのだ。そして、ボラ目に属する科はボラ科のみ。なぜそうなのかはよく判らない。
図鑑にはスズキ系魚類の中の原始的1派生群とある。これまたよく判らない。

冬の磯釣りだと、特に波の穏やかな日にそんな傾向があると思うけど、とにかくボラ・ボラ・ボラ・・
右も左も前も後ろもボラ・・・という時がある。
こんなときは釣りにはならないけど、その地帯がすべてボラ。

冬の時期なら1匹でも釣れてくれればそれなりの食材だけど、夏の防波堤なら逃がす。食べられるもんじゃない。とにかく匂いがきつい。
この魚は味に個体差がある。
生息地・環境で身に蓄えるものが違うのだろう。とにかく釣れたら体表の匂いを嗅いでみるといい。あまり匂わなければ、まあ食べられる。
更には、冬の磯場で、眼に白い膜があるような個体なら絶対持ち帰るべきだ。これは刺身でも絶品だ。何度か試したけど外れはない。

大きくなるにつれ呼び名が変わる「出世魚」でもあるが、その呼び名は地域によって変わる。
ハク→オボコ→イナッコ→イナ→ボラ→トド(約80Cm程度)が割りと一般的と聞いたけど、そんなに宮崎では分けてないと思う。私が子供の頃に聞いた20Cmほどのサイズの魚は、親父は「ツクラ」と呼んでいたので今でもそう呼んでいる。小さいのはツクラで大きくなればボラ。トドも呼ばれているのを聞いたことはない。

ボラを見て、この魚に種類があると意識した事はないが、結構メナダも多いよう。
ボラと見分けるには、胸鰭基底上半部に青色斑を持つのでそこを見たら区別可能。青くなかったら写真を残して調べる価値もあると思う。

72.コノシロ

1999年に出会った魚


ニシン科>コノシロ属>コノシロ
Konosirus punctatus (Temminck and Schlegel, 1846)
99092609.jpg


大きくて25Cm程度の魚で、10Cm弱ぐらいはコハダと呼ばれ寿司ネタとして重宝されている魚。
魚体の特徴は、鱗に小黒点があり縦筋のように目だって見えていること・背鰭の最後の軟条が糸状にのびていること(写真は特徴が判りずらい)
エラの後方にちょっと大きめの黒斑点があること。防波堤のサビキ釣りで群れで釣れることがあるが、最近数釣りしている姿を見たことがない。

大きな群れで防波堤回りを回遊しているときがあり、サビキ釣りで釣れるが、25Cm級が数匹釣れると結構重たくて面白い釣りとなる。アジ狙いの釣りのときは外道としてリリースするけど、最近釣れてない。(私に限ってかな?)

以前、クーラーボックス一杯に釣れたことがあり、持ち帰って腸を抜く作業で腰を痛めたことがあって、それ以来狙って釣ったことがない。宮崎では小型のものを南蛮などで食べる。

71.スズメダイ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎で釣れる魚
MY釣魚NO・71


スズメダイ科>スズメダイ属>スズメダイ
Chromis notatus (Temminck and Schlegel, 1843)
9907246.jpg
写真の魚は鹿児島県長島の防波堤で釣ったもので、宮崎ではまだ釣った事がない。狙った事はなくたまたまアジ子釣りのサビキに掛かったもの。狙ってないので釣ったこともないと言えるけどポピュラーな魚と想像できる割には見ないな。

2015年5月19日追記
P5170665s.jpg
2015年5月17日の防波堤の釣りで釣れたものです。

上の写真と比べても随分と色合いが違うけど、WEB魚図鑑に問い合わせしたところ、標準和名「スズメダイ」という回答を頂きました。確かにね~。色は違えど姿や特徴は一緒かも。

釣り歴10年超にして、初めて宮崎で釣れた個体なのです。姿は見えていたから居る事は判ってたんだけど、数が少ないので今まで釣れてなかったと言えます。上の写真を写した鹿児島県の防波堤ではアジ子と合わせ入れ食いだったのに。
地域によってスズメダイの仲間は変わるもんです。宮崎は圧倒的にオヤビッチャが多いし、喜界島に行くとロクセンスズメダイが多いかな。

この魚が代表種のように標準和名でスズメダイの名を持つのは、この仲間の中で最も北地区まで生息していて、青森にまで居るし越冬もする。日本海側にも居るということで、つまり日本中に居るんだと思う。
前記の通り宮崎は微妙に少ないけど沖縄や小笠原諸島などはかなり少ないんだそうだ。

食材にもされるし観賞魚にもされるよう。

九州の北部でいう「あぶってかも」は、この魚の塩焼きのことだが、魚自体を指すという記載もある。
食べた事はないけど美味しいそうだ。その言い方の通り、炙ると鳥のカモのような風味があるんだと聞いた事があるが、他にも「炙って噛もう」そんな魚なんだという事も語源と言われているらしい。

70.コトヒキ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎で釣れる魚
MY釣魚NO・70


シマイサキ科>コトヒキ属>コトヒキ
Terapon jarbua (Forsskål, 1775)
001961.jpg
99060622.jpg


コトヒキという名前は高知県の地方名が発祥のようで、グーグーという泣き声を出す事が名の由来という記事があった。
また「ヤガタイサキ」という呼び名も使われていて、いずれが標準和名でもよいほど浸透している。

宮崎だとこの魚の幼魚は、河口でマハゼなどの釣りの外道として釣れたり、宮崎で盛んに行われている「海フライフィッシング」での対象魚として多く釣れる。
また鹿児島県では「イノコ」→猪子とも呼ばれる馴染みの魚だ。
宮崎では幼魚がキス釣りの外道として釣れるが、これは「スミヤキ」と呼んでいる。宮崎北部では「ミヅクリ」と呼ばれるようにも図鑑紹介されているが、それは聞いた事がない。
スミヤキとは、鱗が硬くて食べにくいので炭で焼いて食べる魚だからだと聞いた事がある。

シマイサキ科の魚は充分に食用にされるが、大きなコトヒキになると、その鱗の硬さ(小さくて硬い鱗)と骨の太さで捌きにくい。刺身は硬い身だが充分に美味しい。

釣魚としては小型のときの方が面白い。動くものに敏感に反応して、自分の体ほどの獲物でも追いかけてくる。勇猛というか獰猛な魚だ。
大きくなると内湾・河口域を離れて、ちょっと深場に移動するようだ。図鑑記載の長寸は25Cm程度ということだが、私は35Cmほどまでは釣った事がある。

69.チダイ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎で釣れる魚
MY釣魚NO・69


タイ科>チダイ属>チダイ
Evynnis tumifrons (Temminck and Schlegel, 1843)
000889.jpg
一般的なタイプ
027343.jpg
雄と思われるデコッパチタイプ


宮崎で船釣りを始められた方にはとても馴染みがある魚になると思う。アジ狙いのサビキで釣れるし、天秤釣りで釣れる。
釣れる時は凄い数で釣れる。船釣りで産卵時期なら30~40匹が短時間で釣れる魚だ。

マダイと似るが「鰓膜」の色が血のような赤であり尾鰭先も黒くない。これが名前の由来というのが定説であるが小型のタイだから「稚鯛」→チダイになったという話もある。大きくて40Cmほどまでだろうか?

チダイは刺身でも食べられるがちょっと水っぽい。
それよりも一夜開いて寝かせた「一夜干し」を焼いて食べるのが美味しい。
沢山釣れるからこの方が長持ちする。

特に紹介する記事も思いつかないのでWEB検索してみた。

■長崎の農林水産紹介ページに水揚日本一とあった。
■産卵期が9~11月と紹介されたページを見つけたが、宮崎だと12月~1月だと思われる。
■地域によっては、夏時期にはマダイより美味しいとされ重宝されている。
■マダイの代用品として出荷される場合もある。

ってことかな。

思い出した紹介したい事。
■チダイの30Cmオーバーは頭がデコッパチタイプがある。私は勝手にこれは雄だと思っている。産卵期に釣れた魚がシラコを持つものが頭が出ている(気がしている)※実はさばくときはさほど意識してないもんで統計をとっている訳ではない。
■産卵期の数は凄い。水面15~20m以下が広範囲に魚影反応があり、海が澄んでいたら底が赤く見える事もある。数万匹という群れだろう。
でも1度悲しい事があった。4~5年前の話だが、数日間釣れ続けたチダイがある日よりまったく釣れなくなった。理由は四国からの漁船団が入り、夜中のうちに網で一網打尽だったとの事。最近は情報が発達しているから釣れる話はすぐに広がるけど、そんな捕り方してたら、間違いなく資源はなくなると思うけど、漁師も食べるために必死という事か・・・でも怒りを感じた。

68.イシダイ

レア度★★★☆☆ 宮崎の磯・防波堤で釣れる魚
MY釣魚NO・68


イシダイ科>イシダイ属>イシダイ
Oplegnathus fasciatus (Temminck and Schlegel, 1844)
PA170838s.jpg
DSCF0042.jpg
001230isidai-thumb-450x229.jpg


下の写真の魚はまだ25Cm程度の若魚(若々魚)なんだけど、縞模様は、幼魚ははっきりだけど、だんだん成長するにつれてかすれていく。
また「クチグロ」と呼ばれるが、吻が黒くなる。同じイシダイ属の「イシガキダイ」が大きくなり「クチシロ」となるが、なぜこのような対照的な色に変化するのか、自然とはまことに不思議だ。

磯の帝王の愛称を持つが、この魚も釣り対象魚としては人気があるのはご承知の通りで、冬場はメジナ・夏場は石鯛という釣り人も多い。
幻とも言われるが、宮崎では結構釣れる話も聞くし、実際小型なら磯の外道で上物仕掛けでも上がる時がある。そこそこに生息している。

磯場でよく見かけるイシダイだが、沖のマダイ釣りの外道などでも釣れる。歯が鋭いので仕掛が切られてしまう事もあるようだが、運よく大型が釣れるということもよく聞く。

本州だと、この幼魚が「サンバソウ」とか「シマダイ」と呼ばれ、群れで泳ぐ姿を見かけられるようだけど、私は今だそんな群れを見た事がない。幼魚のうちは北にいてだんだん大きくなるにつれ南下してくる魚なのかもしれない。
記録では80Cmオーバーまで成長するようだが、そんな大物は大騒ぎになるだろう。

肉食魚で、釣りならばウニ類・ヤドカリなどを使ったりするが、宮崎周辺だと餌となるカニを先に捕まえて釣ったりする。

釣りたい魚の1つだけど、荒磯が良く似合う魚だし、どうも気分的には重装備が嫌いな私は尻込みしてしまうのだ。

67.サッパ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎で釣れる魚
MY釣魚NO・67


ニシン科>サッパ属>サッパ
Sardinella zunasi (Bleeker, 1854)
000730.jpg


コノシロより内湾性が強いと思われるが、河口・汽水域の砂泥底に多いよう。
冬は深みに移動するそうだが、宮崎は水温が暖かいせいか、初冬が一番の釣り時期。

ママカリと呼ばれるのは瀬戸内海で、料理もいろいろ重宝される魚。もっともポピュラーに釣れる魚のようだ。ただし大きくても15Cmぐらい。
宮崎で釣れるサイズは8~22Cm程度で他の地区よりかなり大きいよう。そのサイズだとママカリには不向きで食べにくい。

一ツ瀬川の河口では遠投サビキ釣りが盛んだが、撒餌などは入れず魚の形をした集魚板を付けて投げ込み、後は底を引きずるように誘いをかける。専用サビキとして「ママカリ・サビキ」なる名で販売されているが、竿は2号ぐらいの磯竿が適当。

腹の皮が硬いので、料理の際は頭から腹の上をバッサリ落として下ごしらえした方が簡単。
素焼きでも食べられるが、一般的には酢漬けして食べるようだ。
1時間ほど塩漬けして、洗い、その後酢に漬けて2時間~数日が食べ頃なんだとかで、酢に漬け込んだ時間で食感が変わるそうだ。
焼いてから酢漬けしても美味しい。ただし小型(10Cm程度)ぐらいが食べやすそう。

66.カタクチイワシ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎で釣れる魚
MY釣魚NO・66


カタクチイワシ科>カタクチイワシ属>カタクチイワシ
Engraulis japonica Temminck and Schlegel, 1846
001511.jpg


タチウオのような独特な形状の魚でもスズキ目なのに、イワシはなぜニシン目なんだろ。・・・というわけでいろいろ検索してみたけど、どうもよく判らん。「鰭は全て軟条からなり、棘条(とげ)は発達しない。」というのがポイントになるのかもしれない。
2003年ぐらいに記録していた魚の情報では「スズキ目ニシン科」としていた。ということはごく最近スズキ目とニシン目に分かれたのかも知れない。携わり方が薄くてなんとも浅はかな情報ですみません。

とにかくカタクチイワシだが、その名は写真の通り「あご」にあたる部分が抜けたような形状だからだろう。
この魚の稚魚は「ちりめんじゃこ」やニボシ※いりこの材料として捕獲される。沖合いで魚群探知機に大きな群れが表層から中間に丸くあればこの魚の群れである事が多いと思われるが、表層を群れで向かってくるときがあり、サビキ釣りなら確実に数珠なりで釣れる。
普段は持ち帰らないけど餌として残し大型魚を狙うときがある。弱い魚なので針掛かりした後はすぐに死んでしまう。

最近はちりめん漁も漁獲量が随分落ち込んでいるようだが、寿命は2年ほどの魚で、とにかく大量に子孫を残す。世の中で数だけなら上位に位置するんじゃなかろうか。

65.マルアジ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・65


アジ科>ムロアジ属>マルアジ
Decapterus maruadsi (Temminck and Schlegel,1844 )
001438.jpg


マアジ釣りの際、外道として釣れる機会が多い魚だが、パッと見た目マアジと良く似ている。
何度か意識して見る機会があれば違いが判る。ムロアジに近い魚でマアジとの身体的な大きな特徴の違いは尾鰭の前上下に小離ヒレがあること。
また名前の通り上から見ても肉厚があって丸いという印象。ちょっと青っぽい雰囲気もあるが宮崎でアオアジと呼ばれるのも、見た目の雰囲気からだと思われる。

夏から秋にかけて釣れる機会が多いが、ほぼマアジと同じ場所に生息している。ところが大分・佐賀関では冬場サバ狙いで一緒に釣れるアジがほとんどマルアジ。私の経験ではマアジと同じ場所で釣れるマルアジはちょっとサイズが大きく、釣れだすと数も上がるので群れも大きいのかなぁと思う。防波堤などでアジ子を狙って釣っていても、良く観察するとちょっと大きめはマルアジである場合が多い。釣れるサイズは40Cm程度がポピュラーで楽しめるし、時に50Cmほどのサイズも釣れる。

新鮮なうちは、充分刺身で食べられる。味もマアジと比較しても遜色なく市場ではマアジより高値で取引されることもあるようだ。一般的にはマアジと比べると甘みがイマイチで、持ちが悪いとも聞くので、数が釣れた時は早めに干物などを作って長期保存できるようにした方が良いかも。

64.マアジ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・64


アジ科>マアジ属>マアジ
Trachurus japonicus (Temminck and Schlegel,1844 )
P1020387s.jpg
PB130096s.jpg


もっとも馴染み深い魚なのに、しっかりした写真を写せてない事に今更ながら後悔だ。
アジ科の代表種・・・・・マアジ。

漁業にしても、釣り対象魚でも、お魚としてはもっともポピュラー。
防波堤からのサビキ釣りで楽しませてくれる。

一般的に出回っているサイズが25~35Cm程度だろう。豆アジ(5~10Cm)アジ子(10~15Cm)コアジ(15~25Cm)中アジ(25~30Cm)アジ(30~35Cm)良アジ(35~40Cm)大アジ(40~)と勝手に判断してる。そんなもんじゃない?かな。

60Cmにも達するマアジが居るそうだ。釣れる場所は限られるよう。宮崎だといままで見た(聞いた)サイズは43Cmで自分で釣った魚としては42Cm。50Cmが釣れたと聞いたものの、マルアジだった。

キアジ型とクロアジ型と呼ばれ区別されているが、宮崎ではキアジ型を「シロアジ」と呼んでいる。遺伝子は一緒らしい。
居付き型アジがキアジ型で、回遊型がクロアジ型だそうだ。
居付き型は一定の場所で生活するから、大きく動かず太ってくる。割と浅瀬で生息するから体表も明るく白っぽいんだろう。居付きのほうが美味しいけど、動かないから寄生虫もいるそうだ。

東シナ海の特定の場所で産卵し、海流に乗って春に日本の海岸沿に大量に稚魚が近づくらしい。日本の漁獲高を考えると、それはそれは凄い量だな。

ちなみにその名の由来も味が良いから「アジ」と言われている。地域によっては、このマアジ以外でも、美味しい魚はアジと呼ばれていたそうだ。
(最近は情報化が進み、そのような習慣も廃れているようだけど)

マアジvsマルアジ

000586.jpg
001438.jpg
この写真だと決定的に違うポイントが判りにくいけど、パッと見でも違う部分があります。

答えは「ゼンゴ」

体の横に筋が見えるけど、この形が結構大きく違います。マアジは中間付近で大きくカーブしているけど、マルアジは3分の2の位置ぐらいまで緩やかなカーブ。
そして尾鰭の前に小離鰭というのがマアジには無く、マルアジにはあります。(それが写真では判りにくいのだが)
この違いでムロアジの仲間か否かという事も変わってくるんだけど、マルアジはムロアジの仲間になります。

それにしても、写真を並べてもわかり難いな。

63.クサフグ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・63


フグ科>トラフグ属>クサフグ
Takifugu niphobles (Jordan and Snyder, 1901)
002255.jpg


成魚でも10Cm程度のこの魚は、キス釣りの外道として馴染み深い方も多いのでは?
この魚を避けてキスを釣り上げるには、リールを巻く速さがポイントなんだとか。
つまり、キスより足が遅いので、この魚の泳ぐスピードより、わずかに早く巻くこと・・・・難しいよね。

毒があるので絶対食べちゃ駄目。
時々無茶する人がいるけど、こんなんで命を落としたくないもんね。

62.シマアジ

レア度★★☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・62


アジ科>シマアジ属>シマアジ
Pseudocaranx dentex (Bloch and Schneider, 1801)
003614.jpg
425-8.jpg


シマアジを狙って釣る機会は少ないけど、沖のサビキ釣りとか、防波堤のフカセ釣り・磯釣りなどで時々姿を見せてくれて、それはそれは嬉しい外道なのだ。

過去の写真を眺めていたら、デジカメを手に釣りに行き出した当初、最初に写したのが下の指の長さほどの小さなシマアジで、これでも感動した。
宮崎で釣れるサイズは、磯場だと30~40Cm程度。沖の船釣りで見掛けた事があるのは50Cm程度まで。
でも大分の水族館には1mほどのものが群れで泳いでいて、このサイズが釣れる地域もあるようだ。大きくなるにつれて南下する魚なんだろう。ちなみに大物を「オオカミ」と呼ぶようだが、その引きの強さは小さくても半端ないなので、大きくなると如何ほどだろう。

マアジの食感と、カンパチの旨味を足して割ったような上品な味わいで、高値で取引もされる魚だ。

61.シロギス

レア度★☆☆☆☆ 宮崎の浜の魚
MY釣魚NO・61


キス科>キス属>シロギス
Sillago japonica Temminck and Schlegel, 1843 008414.jpg
008413s.jpg
IMG_5265s_2014060806215902a.jpg


言わずと知れた夏の定番魚というか釣り対象魚だが、その種類となるとちょっと難しくなるかもしれない。
日本の本土(琉球列島以外)に居るのはこのシロギスとアオギスで、アオギスは絶滅危惧種だ。
また琉球列島になるとシロギスは生息せず、ホシギス・モトギスという種がいる。

砂浜で生息しているので、当然ながら浜が無くなれば数も減るのだが、以前ほど容易に釣れなくなっている気がするのは私だけだろうか・・・

大物の記録では37Cm程度とWEBのあちこちに記録されているけど、漁師の話では40Cm以上も獲れると聞く。まあでも、大物も少なくなった気がする。

船で狙うキス狙いが、私の最も好きな釣り♪

60.ヒイラギ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・60


ヒイラギ科>ヒイラギ属>ヒイラギ
Nuchequula nuchalis (Temminck and Schlegel, 1845)
008416.jpg


ヒイラギと呼ぶ人は皆無の魚で、それぞれの地域で呼び名はあろうが、宮崎では「ハナタレエバ」だ。
ハナタレとはまさに鼻垂れで、エバはヒラアジ系幼魚の総称。アジ科の魚ではないのだけど銀色魚体を見てそのように呼ぶようになったんだろう。
河口から浜のシロギス狙いでよく外道として釣れるが、とにかく愛称の通り体表の粘液が凄まじいので嫌われる。

でもね。美味しいんですよ。個人的にはアジ子より美味いと思ってます。
ビニールに入れてまとめて持ち帰り、塩モミしてヌメリが抜ければ、後は他の魚と一緒で、南蛮漬けなどがよく合うのだ。

59.キュウセン

レア度★★☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・59


ベラ科>キュウセン属>キュウセン
Parajulis poecilopterus (Temminck and Schlegel, 1845)
010545.jpg


宮崎の外海に面する海岸線沿いでは見かけないけど湾内のキス釣りの外道として時々釣れる。
この魚が知られているのは、京料理で重宝される魚だという事。美味しいんだろうけどキスが数釣れている中で、この魚が釣れても持ち帰る気にならない。

でも釣れる個体は割と大物が多いんだよね。(25Cm超)
キス用の柔らかい竿では、とてつもなく大きい獲物が食らいついたと勘違いしてしまう。まあ釣りが楽しい外道なのです。

58.イトヒキハゼ

レア度★★★☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・58


ハゼ科>イトヒキハゼ属>イトヒキハゼ
Cryptocentrus filifer (Valenciennes, 1837)
IMG_5261.jpg


そんなに数釣ってないけど、時々見かける魚だ。
何が驚くかって、噛みついてくること。それで「テカミ」という愛称もあるらしい。
小さい割にアゴの力が強くて、微妙に痛いと感じるほどだ。

初めて釣ったときに噛まれたから、その後は素手で握るのをやめている。わずか10Cm程度の魚を怖いと思うのもしゃくなんだが・・・・怖い。

57.オキエソ

レア度★★☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・57


エソ科>オキエソ属>オキエソ
Trachinocephalus myops (Forster, 1801)
000665.jpg


名の由来は岸寄りではなくちょっと沖に居るからなのかな?
エソの仲間でも、とっても同定しやすい姿です。そしてキス釣りの外道として釣れるんだけど、砂地に合わせた模様なのか、キスと勘違いするような雰囲気で浮いてきます。

獰猛なこの魚は、自分と一緒の長さぐらいのキスを丸呑みにして、喰らい付いたら水面まで上ってきても離しません。
食べた事はないけど練り物にはできるようです。刺身などは小骨が多いので難しく、また水っぽいので加工するほうが良いらしいと、いくつかのサイトには載ってます。

56.カサゴ

レア度★☆☆☆☆ 宮崎の魚
MY釣魚NO・56


メバル科>カサゴ属>カサゴ
Sebastiscus marmoratus (Cuvier, 1829)
021481.jpg
カサゴって、ありがたい魚。
ボウズ逃れの1匹になってくれることが多いもんね。
ところで写真は岸から釣れる普通のイメージの色だが、沖で釣れるのは・・・014310.jpg


これほど違うんですよ。

宮崎ではホゴとか、ガガラと呼ばれ、
鹿児島や熊本ではガラカブとかアラカブとか呼ばれます。

ちなみにメバルの仲間だが、宮崎ではメバルは見る事ができないので主にこれ。沖にはウッカリカサゴとかアヤメカサゴがいるけどね。
釣れても嬉しいのだが、下ごしらえするときに棘には注意。なかなか手強いです。

船釣り(日向でキス・タイラバ)2014/6/7

約1月ぶりなので、期待だらけ。
不安要素と言えば数日前の豪雨。濁りがあるんだろうな・・・・
IMG_5244.jpg

的中
凄い濁りです。これじゃ魚も餌が見えんだろ・・・・

AM9時ぐらいに港を出て、場所を転々としながら2時間以上・・・・
な~んも釣れんし・・・
周囲に船もないので、きっと釣れてないんだろう。まさかのボウズか・・・

IMG_5250.jpg

師匠、来ました。魚は居ますよ!

そこからです。

午前中は干潮から満潮にて激しく流れる潮で仕掛けが馴染まない感じ。

昼からは潮がトロトロになり、しっかり底を這う様な動きとなったんでしょう。

どんどん釣れます。

30匹ほど釣れたんだけど

師匠、もう餌がありません!
タイラバ釣りメインと決め今回控えめに餌は購入していたのでした(T_T)

餌があれば、多分ずっと・・・
倍ぐらいは釣れていたんでしょう。

でもって大物賞
IMG_5265s_2014060806215902a.jpg
27Cmです。日本記録だと37Cmぐらいにもなるようだけど、27Cm・・・それなりにデカいです。

でもって船釣りの醍醐味・・・外道の皆さま達

IMG_5252.jpg
・オキエソ
大きくなると引き上げるキスに喰らいついてきたりします。パッと見はキスに見えるんだけどガッカリ。

IMG_5258.jpg
・カサゴ
17Cm以下はリリースしましょうね。

IMG_5260.jpg
・イトヒキハゼ
ちびっこなのに噛みついて抵抗する奴です。

IMG_5269.jpg
・ネズミゴチ
・・・だよね。さほど匂いは無かったし。

IMG_5271.jpg
・キュウセン
デカ(@_@;)これもマックスサイズぐらいの27Cm

IMG_5277.jpg
・ヒメジ
このお髭で餌を探すのだ。

IMG_5278.jpg
ハナタレエバ
・・・じゃなかった「ヒイラギ」
これが釣れだすと餌取としては厄介。

IMG_5283.jpg
・トラギス
キスと一緒ぐらい美味しい(らしい)

ん~9種だったか。惜しい

まてよ

確か・・・

IMG_5264.jpg
マダイ!・・・見えます?

10種達成してました!(^^)!

ところで

師匠、さすがにそれ、サイズごまかせません(^_^;)


そう言えば「タイラバ」・・・何でしたっけ?それ(^_^;)

自宅にて・・・
IMG_5287.jpg
大型と小型に分けて鱗取り

IMG_5289.jpg
小さいほうはフライ用

IMG_5290.jpg
大きいほうは天ぷら用・・・もちろん骨抜きしてます(^^ゞ

「新田うなぎ」のうな丼

IMG_5243S.jpg
自分で食べてみなきゃ評価もできないので、とりあえず制覇したいと思っているのは「宮崎のうなぎ店」で、お財布に余裕があれば常々チャンスを伺っているわけです。
でもその余裕はいつも微妙なので、うな重には手が届かず、だいたい丼になってしまうのですが。

昨日は気になっていた都農町の「新田うなぎ」で昼食。
老舗の味わいが心地よいお店でした。気になったのはアユ定食や金フグ定食。親子丼などのリーズナブルなメニューもあって仰々しい専門店という事もない。
加えて、汁物も「肝吸い」と「ご汁」の選択ができます。これは嬉しい。

味は、美味いです。というかグルメな舌を持ち合わせていないので、基本何処でも美味いと感じます。逆に不味いと思う店に出くわした事もないかも(^_^;)
まあそれでも好みの順位もございまして・・・

①「食べログ」サイトの順位 ②お店 ③私の評価

① ②         ③
1 うなぎ処もりやま  1
2 勝美館        3 
3 入船          2       
4 鰻楽          7
5 うなぎの比江島   未体験
6 新田うなぎ      5
7 うなぎの一力(小林)6
8 本部うなぎ屋     4
9 うなぎ一福      未体験
10大清         未体験

ちなみに順位というのは、もし今うなぎを食べるなら・・・という感覚です。そのお店が開いてなければ次は、という感じでしょうか。

該当の記事は見つかりませんでした。