宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

391.ミナミクロダイ

レア度★★☆☆☆ 西表島で出会った魚
MY釣魚307種目


タイ科>クロダイ属>ミナミクロダイ
Acanthopagrus sivicolus Akazaki, 1962
P4169812s.jpg
P4169809s.jpg
2017/4/15 西表島浦内川 約30Cm


一見普通のクロダイと何が違うの?って突っ込みが入りそうなこの魚の身体的な特徴については後で述べることにして、まずはこれが釣れた様子について。
P4169826s.jpg
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釣行記でも紹介した写真だけど、初体験のマングローブ林の中でカヤックを用いた釣りだ。
狙いはクロダイ属でありマングローブジャックと呼ばれるゴマフエダイであったりよく釣れるらしいマゴチであったり、願わくばテッポウウオが釣りたいんだが、恐らくのっけから選択ミスだったのは「浦内川」だったこと。
西表島で釣りが出来る川というと仲間川とかヒナイ川などがあるが、浦内川については島内で最も長くて魚種も多いらしい。そんな前情報を鵜呑みにして借りたカヤックでいざ川を上っていくと、あまりにも広すぎて狙う場所が判らない。すぐにガイドを付けなかった事を後悔し、また一緒に行ったIHさんも私もカヤックの操船自体が初体験。とにかく真っ直ぐに進まない。

そんなこんなでポイントが絞れる支流に入って、まあこの辺かな?という場所で仕掛けを準備し開始した。IHさんはルアーで、私は宮崎から持ち込んだゴカイ(虫餌)の餌釣り。ルアーに自信がないのもあるが、餌なら勝手に喰い付いてくれるだろう。

ドタバタな様子は今思い出しても悔いが残るところだが、後にも先にも唯一の獲物がこのミナミクロダイだった。
IHさんにも一度アタリがあったが残念ながらノーフッキング。約3時間ほどかけての価値ある一尾に私は忘れられない魚種になり、IHさんはこの釣りを選択された事に何度か後悔の呟きだったけど基本的にはいい体験ができたと思っている。
ただカヤックで魚を取り込んでから、どうやって撮影すべきか思案のしどころ。とにかく身動きがとれないので上の写真が精一杯でした。
宿泊したカンピラ荘で、旅を終え戻る釣り人と会話したがマングローブの釣りは干潮狙いが基本なんだそうで、普段はマングローブの中に入り込んで捕食する魚達が、水が引いて行くにつれて外に出てくるんだそうだ。時間帯など、もっとシビアに攻めるべきだったな。次回はそうしよう。


さてミナミクロダイについて

奄美諸島と沖縄諸島のみに居るチヌです。地元では「チン」と呼ばれてます。クロダイやキチヌと分布域が重なら無いとの事なので、西表島で釣れたらこの魚かナンヨウチヌだ。ナンヨウチヌはもっと体高がありキチヌと似た雰囲気があるので直ぐに判ると思われる。※中国ではクロダイもいて分布も重なるようです。
区別としては側線より上の背鰭棘条部中央下の横列鱗数は4.5枚だ。クロダイは5.5枚でキチヌは3.5枚

写真比較すると・・・・

ミナミクロダイ
P4169812s.jpg
P4169811ss.jpg
クロダイ
P4161231s.jpg
P4161231sss.gif
キチヌ
PA168152s.jpg
IMG_2815sss.jpg

0.5枚というのは側線で分断されている鱗の事なんでしょう。
クロダイ属で日本に居る魚は「クロダイ」「キチヌ」「ミナミクロダイ」の他に「ナンヨウチヌ」「オキナワキチヌ」があるが、オキナワキチヌはレアなようだ。ナンヨウチヌは恐らく西表島に普通にいると思われるので釣る機会があると思う。
ヒナイ川の河口で見た養魚場の魚の如き複数の群れは、たぶんこの魚やナンヨウチヌの群れだ。場所次第で釣れると思われる。

余談だけど、宮崎のキチヌは分類的に複数に分けられる可能性があるので今後注目。キチヌだと思っても背鰭棘条部中央下の横列鱗数はちゃんと数えていたほうがいいかも。

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