宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

413.エツ

レア度★★★★☆ 有明海(筑後川)で見た魚


カタクチイワシ科>エツ属>エツ
Coilia nasus Temminck and Schlegel, 1846
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2017/5/27 約30Cm 筑後川下流域


友達2人が昨年佐賀に遊びに行き、エツ料理を食べてとても満足していた。その話を聞いた時はまだ、エツなる魚名は聞いた事があっても姿は思い浮かばない。エツとヒラの違いも判らない。それほど疎かった。
5月の九州北部遠征では、同行者がエツを釣りたいという話もありネットでその釣り方を調べてみたけど全く情報がない。
調べる中で知った事と言えば、ほぼ有明海の固有種であり環境省レッドリストに指定されている貴重な魚だということ。※中国に同種がいるらしいが詳しい研究は進んでいないらしい。
そして産卵のために筑後川ほか有明海に注ぐ川を遡上して下流域で産卵するんだそうだ。時期は5~7月ぐらい。
季節になると筑後川沿いの福岡県城島町から大川市にかけて川辺にエツ料理の屋形船が出るそうで、短い期間に楽しむ風流な魚。漁としては流し網で捕獲するそうだ。

東京からこの魚を狙って来られたMARI-Jさんの仕掛は鮎のコロガシ釣りと同じ仕掛けだ。鮎のノベ竿を振り回すのではなくリール付きの竿で遠投して、あとはひたすら引きずるのだ。釣れるか否かは「運」
仕掛は大量に仕入れたとのことで頂いたんだけど、私はその釣りをするための適切なリールを持ち合わせておらず、眺めていた。
すでに狙って竿を出す地元の釣り人が数名いて、見た感じ同じ釣法だ。私は全くこの釣りの情報を得なかったが、想像で準備されたのか伝手なのか、ともかく歓心。
ただ地元の釣り人も個人差があるが、上手な人は10回弱竿を振って1匹ぐらいの感じで釣るものの、恐らく他の人は1時間で1~2匹で結構忍耐力が必要な釣り。そして我々(MARI-Jさんと宮崎から一緒に行った同行者)は2時間近く振って釣れなった。
この違いが何か、仕掛けを見せてもらったらハリの大きさが随分違うようだ。大きい。当然触れる確率が高くなるだろう。
そしてもっとも釣っていた釣り人の釣座は下流に向けて流れが強くなる地帯。遡上する魚のルートなのかも知れない。
何度か竿を借りて私も振ってみたが、ゴツンと感じたものの乗らなかったのが3回あって、1度は明らかに魚信もあり釣れたっ!と思ったけど外れた。また行く機会があれば釣れる気もするがハリは売っているんだろうか。同行者が使っていた鮎のコロガシの仕掛けも恐らく市販でMAXサイズというぐらい大きかったのだが。

圧巻だったのはエツ狙いの地元の釣り人が約70Cmのスズキを釣り上げた時だが、エツを狙ってスズキも川を登ってきているようで、近くにはそのスズキ狙いのルアーマンも多数いた。
写真のエツはその釣り人にお願いして写させてもらった。とてもデリケートな魚のようで鱗は直ぐに剥がれるし、スカリに入れた魚も半分ほどは死んでいるようだ。それにしても個性的なフォルムだ。そして顔は同じグループのカタクチイワシ似の顎無し。

動物性のプランクトンを捕食するようだが、それならば釣りもサビキなどで釣れそうなものの、釣法情報が一切無いことを考えると釣れないのだろう。

食べる時は小骨があるので身を細かく切って刺身であったり揚げたりするようだ。5月の時期(遡上してくる)だと、その価格は1匹が400~500円だそうで高級だが、若魚だと随分安いらしい。
食べてはいないが風物なので珍しいだけなのか、はたまた本当に美味しいのか。この魚は料亭で食べてみたい。

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