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宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

(お魚深堀・10)イシダイ

磯底物釣りの対象魚としてもっとも人気の魚。「幻の魚」として普段釣り人には縁遠い釣魚の一つだが、その駆け引きに魅了された釣り師は多い。

イシダイ(石鯛)
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基礎知識

北海道以南の日本各地の浅い岩礁域に生息しており、近似種の「イシガキダイ」とともに「底物」として絶大な釣り師憧れの人気魚です。成長すると70Cmにもなり、若魚のうちは写真の通り明瞭な横筋が特徴ですが、雄の大物になると筋が消えて灰色一色の魚体となり、口元のみが黒いことから「クチグロ」とか、銀色の光沢を放つ事から「ギンワサ」とも言われます。「クチグロ」と対照的にイシガキダイの大型は口元が白くなり、それを「クチジロ」と呼びます。
20Cm前後ぐらいまでの若魚は汽水域にも入り、「サンバソウ」とか「シマダイ」と呼ばれサビキ釣り・フカセ釣りの外道としても釣れますが、案外太平洋岸の外海に面する防波堤などには少なく、内海で見かける事があります。
九州全域にいて、沖縄にもいるようだが、奄美諸島までは普通にいるものの沖縄以南だとかなり希少で、まさに「幻の魚」のようです。対照的に「イシガキダイ」は南にいくほど割合が増えるよう。

サイズ

養殖したイシダイは1年で25Cmほどに成長し産卵も可能になるようですが、サンバソウと呼ばれる時期は30Cmほどまでで、それ以上だと立派なイシダイです。
小さくても嬉しいイシダイですが、魚拓にしたいサイズは60Cm超。
イシダイが釣れる磯場に瀬渡の待合所には魚拓が張られている場合が多いが、以前宮崎県門川町の待機所で見かけた魚拓寸は約90Cmでした。これがイシダイなのかイシガキダイなのか不明ですが、印象としてはイシガキダイの方が大きくなるようです。南方に住むイシガキダイの方が成長も良いのかも知れません。

釣り

イシダイが釣れることで人気があるのは、九州では「五島」「男女群島」「宇治群島」などですが、サイズの違いはあれど近場の磯場で釣れる魚の1つです。「幻の魚」と言われるものの、最近は釣法や道具のお陰で随分と普通に釣れる魚の一つと認知されるようになりました。
基本的には専用の竿と、歯が鋭いので切られないようにワイヤーハリスを使いますが、餌にはウニの一種「ガンカゼ」や、甲殻類・貝類。サザエ・アワビ・トコブシとか、ヤドカリ・岩ガニなどでも釣れます。また夏場なら防波堤などに無数に沸くフナムシなども効果的な餌です。以前は赤貝・サザエなど餌が高いために釣行のコストもかかり、高嶺の花・あこがれの釣りという事でしたが、様々な餌を用いることによって手軽にできる事が判ってきております。
主にブッコミ釣り・宙釣り仕掛が基本。一般的なフカセ釣りでも餌を変える事で釣れますが大物の対応は厳しいと思われます。竿は専用の竿を用いますが、磯場の足元を狙う事が多い竿は丈夫で長く、竿先はデリケートなものが多いようで、丈夫でも軽いほど高額です。インターネットの相場では約5万~26万と様々。
船でも釣れますが近場でサビキ釣りや胴付仕掛の際に稀に外道として釣れ、安定して魚道を狙えないため不向きなようです。

食味

人気がある所以はその食味です。市場でも取引され高値安定している魚のようですが、大きいものほど高額で味も良いよう。
また日持ちもするので獲れたてのシャキッとした身質を味わうのも良し、硬直から解けた(解硬)ものは絶品。ただ間違うと腐ったものを食べてしまう事になるので注意が必要です。新鮮なものなら身が固いと感じますが、噛むほどに旨味がにじみ出てくる感じ。まずは刺身で。
煮ても焼いても、汁物にしても合う美味しい魚です。

その他

イシダイ釣りのための難関としては最初にぶつかるのが道具の調達で、餌の購入についても簡単に欲しい餌を手に入れるのが難しい事や高額で買えないという事があります。
また釣りは本命のアタリが1日で1回という事も珍しくなく、ボウズを覚悟で行く必要もありますが、一度その引き込みを味わった方は虜になるようです。
著者は狙って釣った事がほとんど無く、フカセ釣りでも釣れると聞き同行したことがありますが35Cm・40Cmサイズを釣り上げる事ができました。
竿は1.5号の磯竿(通常メジナ狙いの際は1.2号)に、ハリスを3号とクロメジナ用のハリ10号。そして肝心なのが餌で、フナムシ。撒餌もフナムシで、これを準備する事が難関の1つです。撒餌用は死んだもので良いのですが、付餌は生きたものが良いようで、逆に撒餌に生きたものは沈んでいかないので不向きなよう。その際は手で掴みギュッと握りますが、この行為も難関で気持ち悪いばかりです。実際は匂いも汁も出ないので慣れてしまうとさほどの抵抗はありません。この釣りは50Cmを超すようなサイズには不向きで、またフナムシが入手できる6~8月ぐらい(産卵と被る時期)に限られます。足元にパラパラと撒いて、ウキが引き込まれるのを待つだけの釣りで、案外簡単に釣れます。場所を選ぶかも知れません。

2 Comments

紅はるか says..."温故知新"
アマメ釣法ですね。
私の祖父の話では古くから北部九州では認知されていた釣りのようです。
その昔、バッカンが出る前は魚籠に活きたアマメをたんまりと詰め込み、素手を突っ込んでぎゅっと潰して撒き餌にしたとか。。。恐ろしい。。。
昭和30年~40年代のオキアミの登場と共に廃れていったそうです。

オキアミに飽食した魚たちが自然な餌を求めているのかもしれません・・・
2018.08.23 13:23 | URL | #mQop/nM. [edit]
あらら says..."アマメ・・・"
アマメ釣法っていう言い方するんですね。アマメって私の実家のほうでは「ゴキブリ」の事でした。
まあそんな容姿ですもんね。
フナムシは実際には匂いも少ないから魚が寄ってくるのか疑問ですけど、喰い渋り感はないですね。
実際にはオキアミより日頃から馴染みの餌なのかも知れませんよ(^_-)

まあ手軽に入手できないので、やはり普通はオキアミがいいですね。
2018.08.23 14:08 | URL | #aIcUnOeo [edit]

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