宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

353.アオギス

レア度★★★★★ 福岡で釣れた魚


キス科>キス属>アオギス
Sillago parvisquamis Gill, 1861
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5/28 福岡県行橋 上から23・20・22Cm


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第一背鰭の棘条が12本(シロギスは11本)※アオギスは12~13本
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背鰭には明瞭な黒点列がある(シロギスには無い)
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腹鰭が黄色い(シロギスは黄色い要素がない)

上記のような特徴の違いを持つアオギスは、昔は全国(東京湾より南)の干潟ができる河口・海岸にどこでも生息していたが、いつしかいなくなって現在は周防灘(九州の北部と山口県に挟まれた瀬戸内海西部の海域)が残された生息域とされている。
東京湾では昭和30年代に徐々に少なくなって、40年代には消えたそうだ。
つまりは絶滅が危惧されている魚で、私が子供(中学生)の頃には鹿児島の出水市で釣れている魚の姿を見たことはあるのだが、恐らくそこにはもう居ないんだろう。30年の間にその地域でも絶滅してしまったという事だ。
環境の変化で消えてしまった魚と言われており、生息できる干潟環境の変化(海岸線の開発)に敏感だ。
釣りも、音に敏感なようで、初夏の時期に東京湾で「脚立釣り」が確立されたのは、岸から離れた干潟の上からが釣れ易い事からだったようだが、釣りの手法としては特別なものではなく、底にいる甲殻類・貝類・多毛類などを捕食しているという事で、いればキス釣り仕掛けで簡単に釣れるようだ。

シロギスと比べて大きくもなり40Cmに達する。一般的なサイズは20Cmを超せば成魚と思われる。
先日釣れたアオギスは私が釣った3匹と同行者にも3匹で計6匹だけど、同行者は食べてみるといい、釣り終了後に現場で頭と腸を取る処理をしていたが卵が入っていた。20Cmをちょっと超す型揃いサイズだったので、まとめて釣れたのは産卵で集まっている魚なんだろうと察する。産卵期は5~7月で、その時期(夏場)に浅場によってくるようだ。

東京湾周辺ではヤギスと呼ばれたり、大分県中津ではギスとも呼ばれるそうだ。川を上る事から「カワギス」とも言われたそうだけど、呼び名も魚と共に廃れていくよね。呼ぶ魚がいないんだから・・・

釣れた時にアオギスだという確証を持てなかったけど、写真で比較すればその違いは明確ではある。
上アオギス・下シロギス
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何が違うのか考えていたが、頭と体の比率かな?
アオギスは体に対する頭の割合が小さい。釣れた時は頭が長いという印象だったけど、細くてシャープな感じなので長く見えるようだ。ヤギスと呼ばれていたのも納得がいく。アオギスから考えるとシロギスの方がずんぐりむっくり体形という事だ。

いれば比較的に簡単に釣れる魚だという事は先日の釣りで理解できたが、恐らく日本国内で釣れるのはかなりピンポイントで、時期と場所がよほど合致しないと釣れない魚だとは思われる。

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