○淡水魚を求めて遠征(柳川・大牟田)2016/6/12
九州全域で終日雨の予報の日曜日に、わずかでも小雨という場所を調べたら、北部がいいのではないかと思い、まあドライブでもいいかという気分で柳川へGo!
熊本のパーキングエリアでは活気ある景色が見られます。人間は気合で悲しみを克服する動物だもんね。
でも遠地からズラリとこんな車が。
熊本の震災が起こってから、初めて通った高速からの景色は、「益城」周辺に差し掛かると屋根にブルーシートをかぶせた家々の様子が伺え、2ヶ月経過してもまだまだこれからって感じ。高速も熊本市に近づくにつれて、特に架橋は道が波打っていて、如何に大きな揺れがあったのか想像できます。
雨はボツボツ降ってます。
宮崎をAM6時に出発して10時前に柳川に到着。水郷柳川。淡水魚の宝庫と聞くが・・・
街に近いところで釣人の姿を結構見かけるけど、どうも持っている仕掛はルアー。つまりブラックバス狙い??
九州の淡水の聖地もバスで犯されているのか・・・・悲しい現実です。
まずは釣具のポイントに行き情報収集。
まあでも川で雨を避けると言えば橋の下でしょ。って感じで、写真のような場所を探ってみた。
事前に(簡単にだけど)調べていたのは矢部川水系沖端川あたりだろうかと思っていたが、学生時代に淡水魚研究をしていたIHさんも何度か訪れたこの地で調査は沖端川だったようで意見が一致。
ハエ釣りを意識した仕掛にミミズを付けて投入すると1投目からウキが引き込まれるがハリ掛かりしない。
魚影はまあまあ。スッと目の前を大きな野鯉が横切る。そう言えば昔、福岡で仕事をしていた時にこの地で見た景色としては水路に鯉が群れていた場所があったかも(^^
思考錯誤ののちついに!
釣りました!IHさんが(^_^;)
宮崎県には恐らく居ない魚です。柳川って淡水魚が30種近くもあるらしいが、とりあえずお初の魚。イトモロコって魚らしいです。
口髭があるってことを今知ったが、写真では特徴見逃してるなぁ。確かに髭があるように見えるが・・・
この魚が数匹。私はというと・・・
フナだ。なんだか薄汚いぞ。ギンブナか?でも銀って感じもないが。とにかく鮒は交配がむちゃくちゃなので興味も薄い魚ではありますが。それにしても仕掛がもつかという位大きなフナでした。
私にもイトモロコが釣れたところで終了。1時間ちょっとぐらいは釣ったかな?IHさんが4~5匹釣ったけど、どうもこの場所はイトモロコばかりという雰囲気だったので終わりにした。
沖端川の端を車で上っていくと
土手の対面側の側溝を見つけてすかさず網を手にがしゃがしゃと。結構な雨も降ってますけどお構いなしで網を入れるIHさん。
う~ん。着替え持ってきてないし私限界(^_^;)
「タナゴ入りましたよ~!」おおっ。カメラ車に忘れた!3Cm弱。成魚か幼魚かの判別も難しいぞ。
「メダカですよ~」おおっ。今や絶滅危惧種。卵がくっ付いてる!
何をしても実績を出されるIHさんに脱帽。
4種確保できたところで大移動。
大牟田です
一か所目。ボラは跳ねてるけどブッコミ仕掛に反応なし。
大牟田にある釣具のポイント荒尾店って、イオンモールの中にある。ちょっと珍しい雰囲気だ。
引き潮の海は、釣れそうな場所が限られます。あちこちの防波堤を覗いて釣り場を探すが、これぞという場所が無い。
それにしてもムツゴロウ居る場所なんだな。
港なら・・・・深いだろうという事で。
ちょっと賑わいもあるなと思ったら世界遺産だ。三池港
一投目にちょっと大きな反応があったけど、その後1時間ほど何事もなく・・・・・
終了。5時だ。帰りのチャイムも鳴ったしね。
宮崎と違って海が濁っているし足元には魚の気配がないので、どうも勝手が違います。なかなか手強い有明海。
高速乗り場の「南関」近くの道の駅おおむたに立ち寄って、自宅に戻ったのはPM9時過ぎでした(-_-)
家内にはこんな遠出するとは行ってないし、携帯忘れてたのでいい訳もできない(^_^;)
戻った時の笑顔が怖かった・・・
サクッと飯食って風呂に入り、横になったところで地震!
熊本震度5弱。なんというタイミングでしょう・・・
1種でもまだBLOG紹介できていない魚を捕まえられたらと思っていたので、とっても満足なんだけど、
今だに続く地震怖いな。現地の方のご苦労は計り知れません。