宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

367.キホシスズメダイ近似種

レア度★★★★☆? 宮崎沖で釣れた魚


スズメダイ科>スズメダイ属>キホシスズメダイ近似種
Chromis sp. 2
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P8207452s.jpg
2016/8/20 宮崎沖 水深約50m程度 天秤釣り 餌:オキアミ

久しぶりに新しい魚に出会えた。

釣り場に到着して一投目、錘100号でも真横に流れる激流。
宮崎の夏の船釣りは、黒潮が岸に近寄って強烈な上りの潮が入ることが多く、過去に何度か経験していて、私はこの潮でとても怖い経験をしたことがある。
魚の紹介の前にその経験について。

もう10数年前だけど、船舶免許取り立ての私は近所の方の船を借りて意気揚々と沖に出たのだが、場所変えのためにアンカーを外そうとしたら潮の速さのせいかガッチリと岩に食い込んだようで外れない。しかたなく船の力で引っ張ったら直径2Cmもあるロープがバチンと切れて、同じタイミングでエンジンが止まった。
船は激流で北方面にガンガン流され、エンジンは掛からずに焦り、とにかく船を止めなきゃと船内を見渡すと砂地用のアンカーを見つけ、切れたロープに巻きつけて落としたら、なんとか船は泊まってくれて、携帯電話で船屋に連絡して想定できるエンジン停止の原因を聞きながら調べると、ガソリンタンクからエンジンに向けた、露出したパイプが劣化のために破れて漏れていたのだ。
予備タンクがあって、そちらに切り替えると給油ができたのか動きだし、何とか事なきを得た。
もしかしたら漂流したかもしれないと思うとゾッとする。暑い時期だったが無線設備とか充分な水などを準備する事も大事だなという教訓にもなったけど、何より夏の沖の釣りが怖くなってその後ほとんど出た事がない。

以前この話は紹介した事があると思うけど、とにかくその時に経験した以来の激流だ。

話を戻すが、100号の錘が底を取れず、周囲でも仕掛けが絡まったりしてかなり困難な感じだったが、とりあえず1投目の仕掛けを巻き上げると錘が重いし潮の抵抗もあって電動リールが止まってしまうのでしかたなく手巻き。
やっと回収すると、おや?魚がくっ付いている。それがこれ。

すぐには標準和名スズメダイだと思ったんだけど、この深いところにスズメダイって居るんだっけ?
別種だったら初見の魚になるので細かく部位の写真まで写した。
そんな様子を見てせいゆう丸の船長いわく我々にはただの雑魚だけどね~

確かにこれ、私もポイッと海に戻す寸前だったんだけど※スズメダイと思って、深い場所から引き上げたせいで目も飛び出していて、そのせいかもしれないけど違和感があった。
手持ちの図鑑を見ても何なのか判らない。背鰭後方の付け根に白班もあるが、そんな魚は標準和名スズメダイとかマツバスズメダイ?・・・でもいずれも生息エリアが浅場。
あまり調べる手段も持ってないのでWEB魚図鑑に伺いを立てたら、このサイトにもよく登場してくれる天才MS君も即答できないということでいろいろと調べてくれた。

Facebookの中に公開グループで「44の海の談話室」というのがあって、MS君がそこで検討してもらったところ主催の加藤昌一さんという数々の海の図鑑類を執筆されている八丈島の著名なダイバーなんだけど、その方の見解で「仮称キビレスズメダイというスズメダイ属の1種で背鰭の鰭膜が黄色いのが特徴だということだ。多分近い将来名前がつくと思います。」との事だ♪
WEB魚図鑑ではキホシスズメダイ近似種という事で、つまりはまだ標準和名が無い魚なんだそうだ。

違和感って大事だなぁ。珍しい魚は案外と普通に釣れる魚の中に隠れているようだ。
それにしてもたぶん、この魚は釣り人には普通に釣られていて、リリースされてしまってるんだろうな。

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