宮崎で釣り。たまには遠征したい!

いろんな魚が楽しいし、美味しく食べたい。のんびり釣りたい(^^ゞ

442.カワリハナダイ

レア度★★★★★ 宮崎にいる魚


カワリハナダイ科>カワリハナダイ属>カワリハナダイ
Symphysanodon katayamai Anderson, 1970
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2017/10/9採取 せいゆう丸 約22Cm


わざわざ私のために取り置きして頂いたこの魚は、「せいゆう丸の日記」で問い掛けられたような気がしたので電話したら、あげようと思って冷蔵庫に保管しているよ~
とのこと。10月10日の夕方、お会いして無事に頂けました。

せいゆう丸に掲載されている写真を見て、過去携わった似たような魚と言えば「アカオビハナダイ」なので、それ起点で探ってみると「ヒメハナダイ」が似ている気がする。ハタ科で調べてこれ以外に似た魚が無い事から、たぶんそれかな?と伝えてみた。
ちょっと気になったのは、ヒメハナダイは体長12cm程の小型種だという事だが、まあ基準であって大きい個体もいるんだろうなと思っていた。

他に頂いた魚の問い合わせで天才MS君に、ついでに確証を得るために写真を見てもらうと、即答で「カワリハナダイ」です、との事だ。他の「ハナダイ」と名がつく魚達と違ってハタ科ではなくカワリハナダイ科だそうで。出てこないはずだ。

ネットで調べてみるとさすが天才MS君はしっかり押さえている。彼が管理公開しているサイトにて紹介されているこの魚の事→魚のブログ「カワリハナダイ」

ふむふむ。歯の形状でハタ科とは区別されていて、フエダイに近い魚なんだな。まだしっかりと系統的位置が定まってないんだな。
つまりは今はカワリハナダイ科なんだけれども、いずれは何がしかに吸収されるかも知れないな。

とても美味しいそうです。赤い魚は基本美味しい、というのが持論だけど、自然な赤ではなくてパッションカラー系というのはどうかと思うけど、MS君の食味評価では、魚というよりエビのよう。甘味があってモチモチ。ノドグロの仲間というかホタルジャコ科グループのワキヤハタに似ているそうだ。

さてこれ、レア度で言えば最高点かな。WEB魚図鑑に投稿されている数も極めて少ない。沖(深場)の岩礁エリアに居るようで、時々は釣れるそうだが、投稿数が少ないという事は釣れない→個体数も少ないということだろう。

441.オハグロベラ

レア度★★★★☆ 宮崎で釣れた魚
My釣魚332種目


ベラ科>オハグロベラ属>オハグロベラ
Pteragogus aurigarius (Richardson, 1845)
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2017/10/9 宮崎県北浦・熊野江防波堤 13Cm


オハグロベラと言う名は以前から良く聞く。たぶん普通に防波堤の足元で釣れる馴染み深い魚なんだろうが、実は宮崎では釣れない。この個体が釣れるまで一切宮崎には居ない魚なんだろう、ぐらいに思っていた。
だから、これを釣るべく瀬戸内海に行かなきゃと思っていた。まあこれ以外にも瀬戸内海に行けばアイナメとかクジメとか、カレイ類が狙えるだろうと思っての事だけど。
聞いた話では本州ならどこでも簡単に釣れると聞く。行けば釣れるぐらいに。
私のレア度の評価は宮崎ならではという事なので★星4つにしましたがそんなに珍しくはないぞと突っ込まれるかも。
実際WEB魚図鑑に投稿されているこの魚の数は160個体ぐらいあって、恐らく指折りの投稿数なんだが、釣れた場所を確認すると北は福井県・富山県辺りから南で、山口・愛媛より北。九州だと唯一佐賀県から1匹だけだ。宮崎産は無い。

という事だから釣り歴そこそこの私がこのタイミングで初めて見たというレア具合。星4つでしょう。

初めて見た魚だという事もあり、魚名は以前からよく聞いていたのに釣れた時に勘違いした。おっ!タコベラだ。

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似てませんか?全然違うか。

タコベラの特徴は尾鰭の形だが、掲示のタコベラの写真と、今回釣れたものがサイズも一緒ぐらいだったので大きく勘違いし思い込んでしまった(^_^;)

タコベラの場合は自分で釣り上げるのは初で、このブログにはすでに紹介しているけどまあ、釣魚数が増えて嬉しい。
そして釣りを終えて車に乗り込み確認してみた。その時は一点の疑問も感じてなかったんだけど、まあとりあえず正確に。
そしてギョギョ(@_@;)
タコベラじゃないかも。形の違和感。もしかしてオハグロベラだったりして・・・・ビンゴ!

タコベラの写真を写したのも、もう8年も前なので忘れるさ。

この個体は標本用にM大に持ち込んだが、Drムラニィによると門川の漁師WAさんから過去に2個体は持ち込まれた実績があるようで、これで3個体目。タコベラだったら初だったらしいけど。
以前いた千葉県館山にはオハグロベラだらけっていうぐらい居たそうだ。

ところでオハグロベラと言う名は、写真とは違う雄個体の色から付いた名らしい。
つまり写真は雌個体なのか若魚なのか。雄の場合だと黒々とした個体で鱗の感じが江戸時代のオハグロに似ている事かららしい。まあこの辺の魚はだいたい成長するにつれて性転換するだろうから、大きくなって黒くなるのかも知れない。

他魚が釣れない時に遊んでくれる魚らしいが、宮崎だとアカササノハベラがそんな感じ。察するに他所では嫌われものなのかも知れないけど、まあ宮崎ならレアですよ~

実は食べるとキュウセンやササノハベラより旨味があるという記事もみた。美味しい魚のようだ。

440.イボダイ

レア度★★★★☆ 鹿児島(錦江湾)で釣れた魚
My釣魚331種目


イボダイ科>イボダイ属>イボダイ
Psenopsis anomala (Temminck and Schlegel, 1844)
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2017/9/30 鹿児島・錦江湾 23Cm 釣り人YAさん
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2017/9/30 鹿児島・錦江湾 25Cm My釣魚 背部欠損個体


イボダイは釣れない。刷り込まれていた情報。誰に聞いたかも判らないのだが、確かにそこそこの釣り歴なのに今の今まで釣れたことがないんだから釣れない魚と言っていいかも。釣魚としてはレア度が高い。
だけど食魚としてはそこそこに店頭に並んでいる。美味しい魚だ。私が初めてこの魚を知ったのは料理店で、西京焼きを食べて気に入り、その後も置いてあれば食べるけど味噌漬け・西京漬けにはとても合うそうだ。
宮崎での漁獲量は少ないと思われるが、昨年内海港の定置網で獲れた魚の写真をみたら何匹かこれを確認できたので、漁では普通に獲れるんだと思った。内海エリアの釣りは何度も行っているから、釣れない魚だという事を再認識した次第。

バターフィッシュなる魚がいて、アメリカから輸入されてこの魚の代用品として重宝されていたようだ。値段も安い。
姿はそっくりだが背中部分の黒班模様がない感じ。鮮魚で入ってくることはないらしい。安い干物などが販売されているようであればバターフィッシュの可能性があるらしいが、最近は漁獲エリア制限などもあり輸入量は激減しているそうだ。
英名だとイボダイは「ジャパニーズバターフィッシュ」だそうだ。

釣れたイボダイだが、凄い粘液だ。
魚が粘液を出すのは皮膚を守ること・体液を調整する事などの役割があるが、この魚もなかなかの量の粘液だ。
ウツボなども粘液が出るが、水洗いするとすぐに無くなるものと、いつまでもこびり付くものがあるけど、この魚の場合は後者かな。ヒイラギなどに近い。粘液があるだけで持ち帰りの気持ちが遠のく。

イボダイ科で有名なのはメダイで、これも美味しいらしいが大型でもある。メダイは80Cmほどに育つが、イボダイはせいぜい30Cmで一般的に出回るサイズは20~25Cmほどのようだ。

439.イズヒメエイ

レア度★★★☆☆ 鹿児島(錦江湾)で見た魚


アカエイ科>アカエイ属>イズヒメエイ
Dasyatis izuensis Nishida and Amaoka, 1988
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2017/9/30 鹿児島・錦江湾 103Cm 釣り人IHさん


この魚が釣れる前にアカエイが釣れた。私の感覚ではこんな形のエイはアカエイであって、まさか他種が混じることなど考えてもいなかったけど、IHさんはそのアカエイを見て残念と言われた。イズヒメエイじゃなかった・・・・そうだ。
イズヒメエイだと尾っぽの部分の裏のヒダが白いらしく、アカエイは黒いんだそうだ。
形はそっくりで、恐らく釣り上げられても普通はアカエイとして処分される魚なんだろう。恐らく割合としてもアカエイが圧倒的に多いとは思われるけど、きちんと確認すべきだ。

そして続けて、「釣れましたよ~」と見せられたのが写真のイズヒメエイだ。尾っぽを見て「白いでしょ~」と。
釣りたい魚を直ぐに釣ってしまう奇跡というかスキルには、まことに恐れ入ります。

尾っぽの部分を見るのが確実だが、釣れた2種を写真で比べると
イズヒメエイは
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アカエイは
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とまあ、形はそっくりだけど白い腹面に灰色の縁取なのがイズヒメエイで、アカエイは黄色い。
アカエイのすべてが黄色いのかは定かではないがイズヒメエイは灰色なんだそうで、とりあえず灰色であればイズヒメエイを疑ってみてもいいのかも。

438.シロシュモクザメ

レア度★★★☆☆ 鹿児島(錦江湾)で釣れた魚
My釣魚330種目


シュモクザメ科>シュモクザメ属>シロシュモクザメ
Sphyrna zygaena
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2017/9/30鹿児島錦江湾 80Cm


最近、門川獲れ鮮魚を扱う「まるけい水産」に行く事が多いが、コンスタントに並べてあるシュモクザメ。売ってるという事は食のニーズもある魚なんだろう。だいたい80Cm程度の個体が多い。重量にして3Kg程度だろうか。他魚と比べると安く、だいたい100g35円。3Kgとなると1000円前後だろうと思うけど、食べたいわけではないのにその額をお支払いするにはちょっと抵抗がある。
まあこの手の魚は自分で釣って掲載するのがいいんだろう。

と、以前から機会は覗っていたんだけど、9月初めに行った錦江湾の釣り筏の際に入れ替わりで夜釣りから戻ってきた方々に、サメが掛かって上げ切らないと言われ気になっていた。何度も切られるらしい。筏のご主人に聞いても夜はサメが多いという。
そこでいつかこれを狙っての釣りができないかと思っていたが、IHさんから週末の釣行相談を受け、夜の筏にしませんか?ってお誘いし同調頂いた。

仕掛は磯遠投4号竿に道糸はPEライン3号・胴突で胴糸部分は8号・枝ス部分はワイヤーの石鯛ハリ
餌は釣れたマアジを背掛け(2本ハリ仕様)で表層に近い部分に垂らしていた。

狙い通り竿が引きこまれた!獰猛な肉食魚だから居れば釣れるわけです。
このサイズだから引きは楽しいものの伸される事もなく、力勝負しても勝てました。もっと大きいと難儀したんだろう。実際同行のIHさんはたぶんこれより随分と大型のサメらしき魚を掛けて力負けして20号の道糸が切られました。凄まじかった(@_@;)

ところで釣ったときまで意識していかなった種別。なんですと~シロとアカがあるんですと!?
博識のIHさんに、どちらか解りましたか?と現地で尋ねられた。すでにリリース後・・・
自宅に戻り写真を見ながら自分で判断。たぶんシロだな~
アカは頭部が凹んでいるそうだ。背鰭も大きいらしい。尾鰭下葉の縁辺が黒ずむことも特徴のようだが、写真の魚が黒ずんでいるのかどうかってのは、暗い中での撮影なので判断しずらい。
大きさは成熟サイズで2m前後らしいけど、手持ちの文献には4mとも書いてある。世界中に居る魚で、ハンマーヘッドとかハンマーシャークと呼ばれる個性的な頭。この形状から他の判り難いサメ類との区別が容易だが、それにしてもなぜに目は飛び出しちゃったのか・・・・(^_^;)
人を襲うサメの一種と聞いた事がある。獰猛なのかというと、調べてみるとさほどではないらしい。
ただこの魚が寄ってきたというと海水浴場は遊泳禁止になる。他のサメより大きな群れを成すようだ。とくに写真の80Cm程度だと群れも大きいらしい。鮮魚店でいつも出回っているのは、漁獲量もそれなりなんだろうと思う。

まあとりあえず狙って釣れた魚で、とても嬉しいのです。
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・・・・えっと随分白髪のように見えるけど光の具合ですよ~

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